スミセイアフタースクールプロジェクトは「学童保育」、「放課後子ども教室」など、
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活動ブログReport

健康のプログラム「足が速くなる方法」@富山県富山市

健康

「ジングルベル♪ジングルベル♪鈴がなる~♪」

 

あと数時間でサンタが街にやってくる!

そんな、12月25日に富山県富山市にあるわかくさ保育園・よつばキッズに、スミセイアフタースクールプロジェクト、健康プログラム「足が速くなる方法」をお届けいたしました。

この日は、地元の人も驚く程の綺麗な立山連峰の景色が!サンタさんからのプレゼントでしょうか!?

雄大な自然に感動してプログラムの会場へ足を運びます!会場は富山市2000年体育館。

26名の子ども達が広い体育館を贅沢に使ってプログラムが始まりました!

今日は、110メートルハードルの元選手であり、現在大学の博士課程にて、スポーツバイオメカニクスについて研究していらっしゃる0.01SPRINT PROJECTの岩崎先生にお越しいただきました。先生が子どもたちの前に立つと、おしゃべりをやめて、しっかり体育座りして聞く態勢に。よつば・キッズの子どもたちは、聞くときは聞く、遊ぶときは遊ぶ、メリハリのあるみんなのおかげで、スムーズにプログラムが進められそうです!まずは、準備体操から始まります!体を温めるために、二人組みのペアを作って、足じゃんけん!でも、普通の足じゃんけんではありません。いつもより高く飛び跳ねながら、ぐーちょきぱーを作ります!いつもよりオーバーな動きを取り入れた足じゃんけんで体が温まったら、いよいよ走る練習!

「速く走るのに、一番大切なことはなんだと思う?」と練習の前に先生からみんなへ質問!

子どもたちは、

「足を速く動かす!」

 

「スタートのポーズが大事!!」

 

「腕を速くふる!!!」

と、いろんな答えが出てきます。

 

すると先生からは「どれも大切だけど、一番大切なのは姿勢です!どんな時も背筋を伸ばして走ることが大事なんです!」という答えが!確かに長い間走って疲れてくると、ついつい、背中が反り返ってしまいますよね。

「自分が頭の上から串に刺さったつもりで、体がまっすぐの状態を保ってみてください」と教えてもらうと、みんなは頭を手の上に置いて、自分が串になったつもりで、背筋をピンとします。次は腕の振り方も見直します。ポイントは腕をしっかり90度に曲げたまましっかり振ること。みんなしっかり腕を曲げることを意識してみます!(でも意識し過ぎて、手と足が一緒の子も。笑)次は、体のバネをうまく使って、スピードアップを図るため、スキップで高く跳ぶ練習です。高く跳ぶために岩崎先生から「大事なのは軸足とつま先を使って地面を強く蹴ること!」とアドバイス。

みんな先生のアドバイスに従って、力強く地面を蹴ります!最後はやはり姿勢が大事なスタートダッシュの練習です。先生の姿勢をまねるようにみんなでスタートの姿勢を練習しました!準備ができたら、先生の笛の合図で、勢いよく飛び出し、走り込みの練習です!プログラムも終盤に来て、疲れてきているにも関わらず、みんな生き生きしながら走ってきます!最後には、今日の練習の成果を活かして、先生とのかけっこ競争です!

みんなよりだいぶハンデをつけてスタートした先生でしたが、圧倒的スピードでみんなを追い抜き、見事全レース1位でゴールテープを切りました。

練習で教わった通り、先生の姿勢は串が刺さったように背筋が伸び、腕を良く振り、飛び跳ねるように一歩一歩を踏み切っていて、とても綺麗でした!でも、子ども達も最初に比べて、だいぶ姿勢が良くなりました!

プログラムの最後には、先生から、「今日学んだことを活かして、来年の運動会のかけっこなどで少しでも早く走れるように頑張ってみてください!」というメッセージをいただきました。

「本物」の走りを間近で体験し、子どもたちにとって、クリスマスのいい思い出になったかな!?ぜひ、今回の足が速くなる方法を思い出しながら、2020年の東京オリンピックの陸上競技を見て、スピードだけでなく、選手の姿勢にも注目して応援できると素敵ですね!

最後にみんなから岩崎先生へお礼を言って、プログラムを終えることができました。

プログラムが始まる前には、学童のスタッフの方々と一緒に「ほうかご勉強会」も行いました。ワークシートを使って子ども達の声を叶える市民先生探しです!

 

「私、昔、地域の割り箸鉄砲の大会で入賞したことあるんです!」

 

「私は、ソフトボールやバスケットボールを経験していたので、子どもにも教えられるかも?」、

 

「左官業協会さんと泥団子作りをした」

などこれまでの体験や学童の先生自身が子どもに伝えていたことを市民先生としてとらえ直すと、コツを掴んだのか、

 

「けん玉が上手な保護者さんがいたな!」、

 

「弟が消防士をしているから、消防署見学とかできるかも!」、

 

「大阪屋(富山で有名なスーパー)見学もできるよね!」、

 

「山岳警備隊の人と一緒にアウトドア体験ができそう!」

等々芋づる式に新しい市民先生を楽しく発見していくことができました。最後の振り返りでは、

「最初は市民先生なんて思いつかないと思っていましたが、自分の身近なところから考えていくと連想ゲームのようにアイデアが出てきて、自分でもびっくりしました!」と参加者自身もワクワクしながら勉強会を楽しんで頂いた様子や、

「(色んな方々と放課後について考え、)凄く社会とつながってる実感を持てて本当にうれしく感じた」といったお声もいただきました。

 

是非、今回の勉強会を今後の活動に活かしていただき、もっともっとよつばキッズの皆さんが創られる「放課後」の時間が、子どもも大人も社会とつながる居場所になってくれたら嬉しいな、と思いました。今回ご協力いただいたわかくさ保育園よつば・キッズの子ども達、先生、岩崎領先生、本当にありがとうございました!

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