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未来のプログラム「宇宙の未来」@北海道安平町

プログラム 未来

今回は、北海道勇払郡安平町の追分児童館にて、天文学普及プロジェクト代表の高梨直紘先生をお招きして「宇宙の未来」プログラムを届けて参りました。子どもたちは、はじまる前から「まだかなー」、「早くー」と待ちきれない様子です。

 

 

実は今回のプログラムは、昨年9月に実施予定だったのですが、地震の影響により延期されたプログラムでした。子どもたちの「やりたい!」という思いと、スタッフの方々の熱意により、今回念願叶ってやっとお届けすることができました!子どもたちも本当に嬉しそうに待っていてくれました!

高梨先生が登場すると、最初は緊張していた子ども達も、先生が話される宇宙の話にどんどん引き込まれていきます。

 

 

まずは高梨先生が「宇宙についてなにか知ってることは?」と子どもたちに質問すると、どんどん手が上がります。

知っている星や星座の名前、「ブラックホール」、「ビックバン」、「エリス」と宇宙に関する言葉や、「限りなくある」など概念的なものまで、大人も知らないようなことも知っている子どもたちに、高梨先生も驚きです!

実は、この児童館には星座や宇宙についての本が置いてあり、普段から宇宙について関心を持つ子どもがたくさんいたのです。

 

 

 

次に、先生からの「宇宙について考え過ぎて眠れなかったことはありますか?」の質問にも多くの子どもたちから手があがります。「宇宙っていつできたの?」「どこまでが宇宙なの?」と宇宙に対する疑問も無限大!

 

 

 

次に先生は、太陽系の惑星の大きさを教えてくれます。実物のソフトボールを見せながら、「太陽がソフトボールの大きさだったら、他の惑星はどのくらいの大きさかな?」と聞くと子どもたちは、「米粒ぐらいかなー」「そんな小さくないよー」と予想していきます。

ところが先生から太陽から近い順に、地球と比較した大きさの惑星を渡されると、子どもたちはこの表情!「地球ってこんな小さいのー」、「小さくて見えないよー」と驚きの声が次々とあがります。

 

 

今度は、太陽系の星と星の距離を知るためにロープを伸ばして行きます。最初は子ども達も、水星、金星、地球、火星は、「意外と近いね」と言っていたものの、木星、土星と進むと、どんどん距離が離れていき、ついに海王星ではロープがホールをぐるっと1周し、「離れ過ぎー!」「えー?こんなに?」と子ども達も驚きが隠せません!

 

 

 

休憩をはさみ、今度は部屋を暗くして、宇宙の映像を投影します。先生の解説のもと宇宙旅行に出発です!迫力ある映像と先生の解説に子どもたちはどんどん引き込まれていきます。

 

 

私たちが住む地球を飛び越え、さらに先程惑星の大きさと惑星間の距離を実感した太陽系が映し出されました。そして太陽系、銀河系をさらに飛び越えて、やっと「宇宙の果て」に辿り着くと、ブラックホールが見えてきました。「わー吸い込まれるー」や「怖いっ!」といった臨場感のある映像に子どもたちは大興奮!

 

 

宇宙旅行を終えると、子どもたちからは「宇宙の果てってことは終わりがあるの?」、「先生、宇宙人はいますか?」、「地球に隕石はぶつからないの?」とたくさんの質問が出ました。

最後に先生から「宇宙はまだまだわからないことがことがいっぱいある、ここにいる誰かがそれを解明してほしい」という言葉をかけられた子どもたちは、使命を託されたように、目をキラキラさせていました。

終了後先生から渡された宇宙図を嬉しそうに眺める子どもたち。この中から未来の宇宙博士が出るかもしれませんね。

 

 

プログラム終了後、みんながいなくなった後に、恥ずかしがりながらも先生に聞けなかったことを聞く子がいました。この日をずっと楽しみにしていたそうです。この子にとって今日の放課後はきっと一生忘れることのない一日になったかな。

 

 

 

先生からも「今日の子どもたちは、本当に色々知っていて、特に宇宙の概念的なものを知っていてすごい」と太鼓判を押される程の子ども達でした。

追分児童館の先生方、事前準備から当日の準備迄たくさんのご協力ありがとうございました!そして、高梨先生も本当にありがとうございました。

 

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