スミセイアフタースクールプロジェクトは「学童保育」、「放課後子ども教室」など、
全国の小学生の放課後を応援しています。

後援

活動ブログReport

健康のプログラム「足が速くなる方法」@岐阜県恵那市

プログラム 健康

夏休み中の8月16日に岐阜県恵那市で「健康のプログラム」~足が速くなる方法~を実施致しました!

当日の様子を、放課後NPO関西事務所の岩佐がご報告させていただきます。

 

今回お伺いしたのは、恵那市の大井学童保育所さんです。

1年生から6年生まで元気な子どもたちが出迎えてくれ、私たちが開始時間まで準備を進めている間もちょこちょこと覗きにきては「こんにちは!」と大きな声で挨拶してくれました。

 

準備が整い、さあ、いよいよプログラムが始まります!

こどもたちがきちんと整列しながら、会場となる体育館に入ってきました。

 

①入場

 

「こんにちは!」

「お名前なんて言うんですか?」

などなど笑顔で話しかけてくれる子どもたち。

 

 

放課後スタッフ、住友生命の齋藤様のお話の後は、いよいよ本日の先生、秋本真吾さんの登場です!

 

②授業開始

 

見るからに足が速そうな先生にこどもたちは釘づけです。

しっかり先生の話に聞き入っていました。

 

 

秋本先生は200mハードルのアジア最高記録・日本最高記録保持者でいらっしゃいます!

現在は、Jリーガーなどプロのアスリートたちに走り方の指導をされたり、今回のような子どもたちを対象とした走り方教室などをやられていらっしゃるとのこと。

 

「じゃぁ、先生がハードルを実際に飛んでみたいとおもいます」

自己紹介後に先生の口から出た言葉に、こどもたちも大人も大興奮!

会場内に2つのハードルが設置されます。

「先生は、どの辺の高さまで跳ぶと思う?みんな予想してみてください」と先生からクイズを出され、子どもたちは思い思い手を伸ばして高さを予想します。

 

③先生すごい1

 

 

さぁ、いよいよ先生が実際にハードルを跳びます

 

④先生すごい2

 

あまりの速さに写真がぶれてしまっておりますが、秋本先生はこどもたちの予想を超えた高さとスピードでハードルを楽々と跳び越えてゆきました。

会場内からは自然に拍手が沸き上がり、こどもたちから「もう一回!」の声が。

アンコールにお応え頂き、秋本先生ありがとうございました!!

 

 

先生からプロの凄さをみせてもらった後は、こどもたち自身が体を動かす”足が速くなる”練習が始まります。

「まずは、いつもやっているように走ってみてください」

先生の笛の合図で、子どもたちが次々に走っていきます。

 

⑤まずはいつものように走ろう

 

胸を張って走る子、足元を見て走る子、腕をぶんぶん振って走る子など、スタイルは様々。

そんな子どもたちの様子を先生はじっと見られていました。

全員が走り終わった後、先生からこどもたちにこんな質問がありました。

「みんな、テストに”どうやったら足が速くなると思いますか?”という問題が出たら、なんてこたえますか?考えてみてください!」

 

 

子どもたちはそれぞれ頭の中で考えます。

シンキングタイム終了後、先生から「腕をおおきく振ったら速くなるかな、腕を速く振ったらいいかななど、腕について考えたお友達いるかな?」などいくつかの問いかけがあり子どもたちはそれぞれ挙手をして応じました。

 

⑥速く走るにはどうしたらいいか自分で考えてみよう

 

 

いくつかのやりとりがあったあと、先生から走り方のコツの一つ”姿勢”についてお話がありました。

「速く走るためには、姿勢がとても大事です!自分の体に串を通してください!」

 

⑦ポイント1、姿勢(串をさそう)

 

先生の指示で、子どもたちは頭の上に手をやり、自分の体に串を通す想像をします。

すると、さっきまで曲がっていたこどもたちの背中が、きれいにピンッとなり始めました!

 

 

ピンっとしたきれいな姿勢のまま歩く・走るの練習をしました。

 

⑧姿勢を正したまま歩こう

 

⑨姿勢を正したまま走る!

 

いちばん最初に走ったときと、姿勢が違います!

前をまっすぐみて、頭をぶらさず走れる子が出てきました!

 

 

待機をしている間も、背筋を伸ばしてきれいな姿勢に。

 

⑩休憩中の姿勢もなんだかピシッと

 

 

その後先生から、速く走るためのポイント「腕の振り方」「つま先で跳ぶように走る」も教えていただき、子どもたちの走る姿勢がどんどん変化していきました。

 

⑪ポイント2、腕振り

 

⑫ポイント3、つま先で!

 

速く走るための3つのポイント

・正しい姿勢

・腕の振り方

・つま先で跳ぶように走る

を体を動かしながら練習した後、最後に先生より”速く走るためのスタートダッシュフォーム”を伝授してもらいました!

 

⑭スタートダッシュの秘訣、スタート時の姿勢を教えてもらったよ!

 

こどもたちは、先生のお手本を見つめ、先生のアドバイスに集中し、自分のフォームを何度も調整していました。

私たちスタッフに「これでいいかな。見てみて」と確認を依頼する子も。

こどもたちの真剣さがとても伝わってきた場面でした。

 

 

「では最後に、今日ならった3つのポイントのうち、1つでも良いのでやりきることを決めて、走ってみよう!」

先生の掛け声で、本日最後のランがスタートしました。

 

⑮習ったことうち1つは意識して走ってみよう!

 

子どもたちがどんどん走っていきます。

私はゴール近くで横から子どもたちの走る様子を見ていたのですが、一番最初は各自バラバラだったフォームに統一性が出て、見ていて思わず「きれい!」と声が出るほど、こどもたちが走り抜ける姿は素敵でした。

「俺、少しいま脇があがっちゃってたな」

「俺はさっきより速くなった気がする」など、

自分の走りを友達に伝ている子もいました。

 

 

「ちょうど、今リオオリンピックで陸上競技をやっています。世界一足の速いボルト選手も、毎日毎日練習をして速くなりました。先生も毎日毎日練習し続けています。みんなも、頑張って続けてください!」と秋本先生よりメッセージをいただき、プログラムは終了となりました。

 

⑯集合写真

 

集合写真撮影後、先生の近くに子どもたちが集まり

「先生、足大きい~」と先生の足の大きさに感心しきっている場面もありました。

また、東京に戻られる先生をこどもたち全員が外に出て見送る場面も。

 

⑰先生お見送り!

 

大井町学童保育所のみんな、秋本先生のアドバイスを素直に受け入れ、めきめき上達していくみんなはとっても素敵でした!

先生がくれた「毎日毎日練習すれば速くなるよ」というメッセージを、是非やってみてくださいね!

また多大なるご協力をいただきました、鈴木先生をはじめとする大井学童保育所の皆様、ありがとうございました!

 

 

 

 

応募はこちら

スミセイアフタースクールプロジェクトでは年間50ヶ所、全国どこへでも無料で
プログラムをお届けします!お気軽にご応募ください!

放課後現場で活用いただだける「こどもまんなかの放課後のあり方」をテーマにした、
支援員の方のための小冊子をご応募いただいた団体様にもれなくプレゼント!

 
実施団体募集中!