スミセイアフタースクールプロジェクトは「学童保育」、「放課後子ども教室」など、
全国の小学生の放課後を応援しています。

後援

活動ブログReport

いのちのプログラム「いのちによりそう、看護師」@北海道千歳市

プログラム いのち

11月21日、北海道千歳市にあるちとせっこ学童クラブに、川上貴子先生をお招きして「いのちによりそう、看護師」プログラムを実施いたしました。

プログラム実施の前日に初雪を観測し、真っ白になった北海道! 「雪合戦したい!」「雪だるま!!」 開始前から元気な子どもたちの声が聞こえてきました。


初めに先生が子どもたちにいくつか質問をしました。

「人間の寿命はどのくらいか知ってる?」と聞くと「100!」と元気な声で答えてくれた子が!

「知ってる!82歳!」 ピンポイントな回答に、先生も驚きの表情!「そう!よく知ってるね!」

「じゃあ男性と女性、どっちが長生きか知ってる?」という質問には、皆が声を合わせて「女の人!」と答えてくれました。皆、とても物知りだね!

続いて、訪問看護師の仕事について学びました。

目が見えない、口からご飯を食べることができない、話せないなど様々な理由で病院に通えない患者さんをどのように支えているのか説明していただきました。

体を拭いてあげている写真や、喉からチューブ入れ、直接胃袋へご飯を注入している写真など、実際の現場で捉えたリアルな描写に子どもたちは息を飲みます。


続いて、先生から「死」について質問が飛びました。 「死はどうやって確認すると思う?」 「知ってる!目を閉じて、動かなくなること!」と女の子が答えてくれました。 「でも、ただ寝ているかもしれないね」と先生は、お医者さんが生死を判断する「息をしていない」、「心臓が止まっている」、「瞳孔が開いている」の3つのポイントを教えて下さいました。

そのお話を聞いて、早速隣のお友達の目を見て「本当だ!黒目の中に黒目がある!」と発見した子もいました。

続いて、包帯の巻き方を教わりました。

二人一組のパートナーに「どう?きつくない?」と声を掛けながら包帯を巻いていた子どもたちの姿が印象的でした。先生のお手本をよく見ながら、子どもたちはするすると腕に包帯を巻いていきました。

 

次は5本の指全てに包帯を巻く方法を教わりました。

腕と比べ複雑で「先生どうやるのー?」「わかんなーい」という声がちらほら挙がっていましたが、先生が一人一人のもとへ行き、丁寧に教えて下さいました。




これでプログラムは終了!
最後に先生から「健康はお金では買えません。今日学んだことを忘れずに皆も健康に過ごしましょう」とコメントをいただきました。

馴染みのある動物に関連付けたいのちのお話から、看護師だからこそ話せるリアルないのちのお話まで、様々な視点から生死を考える機会となり、子どもたちにとって普通では味わえない貴重な体験となりました。

応募はこちら

スミセイアフタースクールプロジェクトでは年間50ヶ所、全国どこへでも無料で
プログラムをお届けします!お気軽にご応募ください!

放課後現場で活用いただだける「こどもまんなかの放課後のあり方」をテーマにした、
支援員の方のための小冊子をご応募いただいた団体様にもれなくプレゼント!

 
実施団体募集中!