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みんな一緒に熱中できる時間/「ドッジボール」@三重

オンライン 健康

メリークリスマス!

明日はいよいよ待ちに待ったクリスマス。そんなイブの日に、三重県は名張市の児童クラブの子どもたちに、「Let’s play ドッジボール」のプログラムをオンラインでお届けしました。プログラムが終わっても、児童クラブ全員でドッジボール大会に励んでいたという子どもたち、東京と三重の距離を超えて、ドッジボールがみんなの心をひとつにする、そんな素敵なクリスマスイブとなりました。

 

「ドッジボールがうまくなるコツ」を、ドッジボール日本代表兼総監督の吉田準也先生から学ぶプログラム。まずは寒い体育館でかたまった体を温めようと、準備体操として床に手を付けてジャンプを繰り返す「バービージャンプ」を行います。吉田選手と一緒に10秒間で何回出来るかのチャレンジに張りきる子どもたち。

 

いよいよ本題、うまくなるコツのレクチャ。まずは「なげる」から、強いボールを投げるためのポイントを伝えます。「(投げる方に向かって)カラダを横向きに」、「大きく回して上から投げる」。画面越しに見本を見せる選手に合わせて子どもたちも取り組みます。

力が入る子どもたちに「1・2・3のリズムでやる」「前足が線から出ないようにキープして残す」さらにアドバイスを投げかけます。もらったアドバイスをすぐに修正して再チャレンジ。どんどん力強いきれいなフォームになっていきます。

 

続いては「かまえ」。「気を付け・休め・腰を下ろして・手を添える」この動作を3倍速・5倍速と、どんどん早くしていく先生。あまりの速さに時々笑いながらも、速くなるスピードに追い付くぞと楽しみながら真剣にやる子どもたち。この構えの姿勢を16倍速でぱっとやる、すると取ったりよけたりしやすい。ボールを投げるポーズを取る先生にぱっと16倍速で構える子どもたち。きちんと習ったことが身についています。

 

最後は「よける」をゲーム形式で練習です。ボールが下に来たら「ジャンプ」、上に来たら「かがむ」、右左によける、そしてキャッチ。自分の体の真ん中に来たボールはキャッチ。それ以外はよける。上下左右真ん中と画面越しに現れるボールを習った5つの動作でよけていきます。最初はゆっくり分かりやすく、どんどんと難易度が上がっていきます。白熱する子どもたち、まるで体育館全員でドッジボールをやっているような熱気に包まれました。

 

そんな頑張ったみんなに公式の試合で使われているドッジボールが吉田選手からプレゼントされます。体育館に笑顔と拍手があふれます。そのボールを使って代表の子が選手にボールを投げるところを披露します。「すごくかっこよかった!(投げる時に)反対の手を前に出すともっとかっこよくなるよ」。選手からのアドバイスにしっかりうなずき返します。

 

熱い時間を過ごしてきた子どもたちと吉田選手。最後の質問コーナーに多くの子が手を挙げます。「キャッチ・投げる、どっちが得意ですか?」「本気で投げるとどのくらいまでいきますか」。真剣な質問に楽しく熱く返事を返す吉田選手。オンラインでもドッジボールを通して仲が深まっているのがみんなの笑顔で伝わります。

 

「リアルで会えなくても、ドッジボールを使ってみんなと触れ合うことが出来た。コロナ禍でも放課後の時間を楽しみながらすくすくみんなが育てるような、そんな機会になったら嬉しい。」吉田選手からのメッセージに大きな声で「はい!」と返事。体育館いっぱいに「ありがとうございました」の声が響き渡りました。

プログラムが終わっても、ずっとドッジボールをしていたという子どもたち。夢中になれる時間を一緒に過ごすことが出来ました。児童クラブのみんな、一生懸命ご準備下さった先生方、本当にありがとうございました!

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