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チャレンジを重ねて、どんどん上手になる/「スラックライン」@千葉

訪問 未来

もうすぐ楽しいお正月、年末最後にお届けをしたのは、「やってみよう!スラックライン(綱渡り)」のプログラムです。自然豊かな千葉県、君津市内の小学校にお伺いしました。みんな初めてのスラックライン挑戦とは思えない見事なライダーぶりを発揮してくれました。

 

準備中から、気になる様子で体育館をのぞきに来る子どもたち。今日は、スラックラインで世界チャンピオンにも輝いた第一人者・福田恭巳先生を迎えてのプログラムです。「スラックライン」とは、ベルト状のラインの上でバランスを楽しむ新しいスポーツ。もちろん子どもたちは、みんな初めての挑戦です。

 

まずはお手本と、バレーボールのポールに結ばれた長いラインの上で、先生がパフォーマンスを披露します。軽々とラインを渡り歩き、跳んだり座ったり跳ねたりと縦横無尽に動き回る恭巳先生。思わず「おぉ~」の歓声と拍手が起こります。

 

子どもたちは、スラックラインに乗ったイメージをつかむため、準備運動を兼ねて床面での片足バランスの練習からスタートです。両手を挙げて揺らしながらバランスを取る、先生の指導に集中して耳を傾けます。

 

「では、次はラインに乗ってみましょう」。いよいよ、とドキドキが隠せない様子の子どもたち。まずは片足で立ってみるところから、幅5cm程度のラインに慎重に足を掛け、片足で立ちあがります。「1,2,3」。みんな初めてにも関わらず、上手にライン上でバランスを取り、数秒間キープすることが出来ます。学童クラブの先生たちに応援されながら、次々と片足キープを成功させていきます。

 

そんな子どもたちに、恭巳先生からレベルアップのアドバイスが。「ラインに乗っていない足が上がり過ぎてしまうと片方に倒れてしまう。ラインの下に足をキープしバランスを取る。目線も下(ライン)に行くと前に倒れてしまう。斜め前を見ながら」。コツを意識しながら、片足キープの練習に励みます。

 

片足でライン上に上手に立てるようになると、次はラインで歩く練習です。足を前後に動かしてバランスを保ちます。一気に難易度UPのスラックライン(綱渡り)らしい動きにも、意欲マンマンで練習に励む子どもたち。

 

最後は、ラインを最初から最後まで歩く練習です。低学年の子は学童クラブの先生たちにサポートしてもらいながら、ゆっくりとラインを歩いていきます。

上達した上級生たちは、なんと先生が見本を見せてくれた大きく高さのあるラインに挑戦します。「もっと上手になりたい」「スラックライン楽しい」とどんどんと練習を重ねます。さらに上手になる上級生に、次はライン上でしゃがむという技がレクチャされます。さらに難しい技にも笑顔で頑張るぞと気合が入ります。失敗を重ねて段々とコツを掴んできます。

 

「上手になったね」。恭巳先生から声を掛けられ、恥ずかしそうに、でも嬉しそうに微笑む子どもたち。もっとやりたいと列に並び、順番を待つ様子はとても輝いて見えました。

 

最後、先生から「高校生でスラックラインに出会い、これを真剣に極めたいと思った。みんなも夢中になれるものに挑戦して欲しい」とメッセージが届けられます。そんな先生に、子どもたちを代表して、6年生の2人から感想と感謝のメッセージが届けられます。「もっとうまくなりたいと思いました」。力強いメッセージに、大きな拍手が起こりました。

 

最後の片付け中も、児童クラブの先生と一緒にやり足りないと笑顔でスラックラインをやり続ける子どもたち。新しい挑戦と、失敗してもチャレンジし、どんどん上手になっていく様子に、とても元気をもらいました。たくさん準備して下さった保護者の皆さま、児童クラブの先生方、そして元気な子どもたち、本当にありがとうございました。

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