スミセイアフタースクールプロジェクトは「学童保育」、「放課後子ども教室」など、
全国の小学生の放課後を応援しています。

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健康のプログラム「Let's play ドッヂボール!」@広島県呉市

プログラム 健康

今回のスミセイアフタ―スクールプロジェクトは海を越えて島にある小学校へ!

広島県呉市の駅前より、ミカンとレモンの香りのする島を3つ程越えて到着したのは、大崎下島にある豊小学校へ!新年早々晴天にも恵まれ、綺麗な海と共にとても気持ちの良い心持ちでお邪魔してきました!今回お届けしてきたのは、ドッジボール日本代表選手達による「Let`s play ドッヂボール」!

今日は1年生から5年生までの20人の参加です。最初は少し緊張し、シャイな様子が伺えた子ども達でしたが、代表選手達のジョークや軽快な司会進行により、緊張が打ち解け、笑顔が見え始めたところでプログラムスタートです!

(今日のプログラムは、驚きの結末が・・・!最後をお楽しみください。)今回も「ボールを投げる」、「ボールを捕る」の順番に、日本代表に教えてもらいます。

まずは「投げる」練習。日本代表自ら、吉田先生の投げるフォームを真似るようにみんなも投球フォームをチェック!投げるのに慣れていない子にも、代表選手が側に立って教えてくれました!捕る練習では、代表選手の投げるタイミングに合わせて、素早く正しい捕球の体制になります。「習うより慣れろ!」ですね。捕る練習の集大成は、日本代表選手の投げるボールへのチャレンジ!

こちらの男の子は、見事キャッチ!!!代表選手の教えの通り、膝を柔らかく使って柔軟に捕球の体制を作っていた所が代表選手から直々にお褒めの言葉を頂いていました!一通りの練習を終えたら、ゲームの時間です!練習で学んだことを上手く活かせるかな?

今回は2チームに別れ、それぞれのチームに代表選手が入りゲームが進んでいきました。試合を始める前に、代表選手からルールの説明と作戦会議です!相手チームに聞こえないように距離を話してひそひそ話しています。(笑)作戦会議を終えたら、両チーム整列してゲーム開始です!
試合中、子ども達同士で、「投げて来るよ!」と捕球の構えを取るよう促す声掛けも。そのおかげか、練習の成果を活かされ、自ずと膝と腰を落として捕球体制もばっちりです!プログラムも終盤。最後はなんと子ども達(全員)vs日本代表!子ども達は、one teamとなって、日本代表選手に勝ち行きます!

ところが日本代表選手の早いパス回しに、捕球はおろか、避ける余裕すらなくなっていきます・・・。それでもなんとか「避けろー!」「離れろー!!」とみんなで協力し合って狙われる対象がしばられないように避けていきます。やっとボールを投げるタイミングができた!さぁ行け!・・・・とはいえ、さすがは日本代表選手・・・!中々当てられません・・・・。それでもなんとか代表選手を2人も当てる所まできました!

しかし、終了時間が刻一刻と迫り、会場で見ている大人の方々からも「じゅう、きゅう、はち、なな、・・・」とカウントダウンが・・・。

逃げながらもボールを当てようと奮闘するも焦る子ども達。「当てられてなるものか!」とボールを避ける選手達。

「さーん、にー、いちっ・・・・!」とこのままタイムアップか!

・・・と思ったその瞬間・・・。

ある男の子が投げたスピードに乗ったボールが、日本代表選手の足元へ・・・。選手は、ボールに反応するも、跳んできた確度が良かったのか・・・なんと捕球に失敗。選手のひざ下ぐらいに当たったボールは頭上へ跳ね上がりました。

 

その瞬間、「やったぁぁーーーーーーーーーーーーーー!」と子ども達の歓声が体育館中に響き渡りました!!

歓喜でぴょんぴょん飛び跳ねるお友達もいれば、懇親のガッツポーズを掲げる最後のボールを投げた男の子の元、駆け寄るお友達も。周りでは大人達が拍手喝采です。一方、悔しさで中々立ち上がれないドッジボール日本代表の選手の姿もありました。見事最後にロスタイムの劇的スローイングを投げ、代表選手を当てた男の子(MVPですね!)は、代表選手の直筆サイン入り、吉田監督執筆のドッジボールの教科書を代表して受け取って頂きました!本当に悔しそうな日本代表選手達でしたが、試合が終わればノーサイド。最後は、みんなで集合写真を撮って今日の日を終えました(見事日本代表選手に勝ったみんなの笑顔はどこか誇らしげですね!)。

プログラムの終了後は、呉市役所の方、学校の校長先生や教頭先生、保護者とほうかご勉強会でした!ワークショップでは、

・「学校裏でいつもイノシシ駆除している地域のおじさんとの命や食の大切さを学ぶイノシシBBQプログラム」

・「郷土料理である久比(くび)うどん保存会さんとのうどんプログラム」

・「海洋センターや猟師の方々との島の海を楽しむ釣り、船、泳ぐの海プログラム」

・「漁師の魚のアラをみかん畑の肥料に活用したSDGsプログラム」

など、豊町ならではのアイデアと魅力にあふれた市民先生とプログラムの話が生まれていました。

どうすればこの島の中でも子ども達の放課後をより良いものか、自治体や学校関係者だけでなく、保護者も一緒になって本当に真剣に話し合われていました。少しでもこの勉強会が今後の放課後づくりに役立ってもらえれば、と思います。

 

 

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