群馬県桐生市にて「いのちのプログラム」を開催しました。
今回は、約40名の子どもたちが参加してくれました。
はじめに、尾頭先生から「医者」がどんなお仕事なのかについて話してくれました。
「お医者さんのイメージは?」「心臓外科医ってどんなことをするの?」
尾頭先生の話に集中して聞く子ども達。
実際の手術映像では、「想像と違った!」「ドラマで見るのと違う!」などと
みんな驚いた様子でした。
「心臓」ってどんな音がするのだろう?
自分やお友達に聴診器をあてて聴いてみました。
初めて触れる聴診器。どんな音が聴こえるのかな?
中には、「マイ聴診器持ってる!!」という子もいました。
次は、手術着を着てみよう!
「思ったよりも暑い!」
「かっこいい!」
「ドラマみたい!」とみんな興奮した様子。
そして、本物のお医者さんが練習で使う道具を使って、
糸の結び方を教わりました。
先生たちは、簡単に何個も結んでしまいます。
さあ、みんなはうまく結べるかな?
手術着を着ながらの作業は簡単そうに見えて意外と難しい!
「手袋がなければ上手く出来るのに!」
「お医者さんってこんな状態で手術するんだ…」と
体験してみて初めてわかる発見がたくさんありました。
子どもたち「結べた!」「結べた!」と声があがったあとに先生が出したのは
現場で実際に使われている手術用の糸。
これが、クモの糸よりも細い!!
見学していた大人達も、子ども達と一緒になって見入ってしまいました。
(写真では見えませんが、実際は持っているんです!)
器用な子は、この細い糸も結ぶことができていました。
最後に、「いのち」についてお話をしてくれました。
医者という仕事は「いのち」を預かるお仕事。
大変なことも多いけれど、「ありがとう。」と感謝の言葉をもらえることが
何より嬉しいと言います。
生きるって?死ぬって?
今回の授業で「いのち」の奥深さを改めて実感した子ども達。
実際に体験してみることで新しい発見を
たくさん見つけることができた貴重な時間となりました。