今回は大阪府大阪市のいきいき放課後教室大国小学校において「夢へのキャッチボール」プログラムを行いました。
講師の先生は甲子園にも出場したことがあり、かつてはヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズで活躍された、皆さんご存知元プロ野球選手の川崎憲次郎選手。
子どもたちは少年野球チームメンバーからボールに触ったこともない女の子まで幅広い層の30名が集まり、川崎先生に夢のような時間を過ごさせていただきました。
まずはボールに親しむことから。ひとつのボールを後ろに回したり、股の下を通したりしながら、ボールと仲良しになりましょう。少年野球児でもポロポロと落としてしまい、意外に難しい。
次は上に投げてみよう!3回拍手してから取れるかな?
みんな慣れてきたのか、体を動かすと自然と笑顔がこぼれるね。
楽しすぎて休憩時間も夢中になってボールと遊んでしまいました。
なんかボールが楽しくなってきたぞ。
二人一組になり、ボールを転がす「ゴロ」や、バウンドキャッチを経てさあ、いよいよキャッチボールだ。
肘をしっかり肩まで上げて、投げる人はちゃんと相手が取れるように投げてね。相手の投球がミスしても取る人はちゃんとカバ-してあげることが大事!
いよいよ、「本格的にキャッチボールに行くよ。その前にお手本を。」と川崎先生が投球体制に入ると、現役プロ野球選手時代から衰えない速球で子どもたちはびっくりしつつも、静まり返り羨望の眼差しで見つめていました。
この時は現役時代を知る大人たちも大興奮!!
ドキドキの川崎選手との一対一のキャッチボール。緊張しながらもみんな嬉しそう。顔がみるみる高揚していきます。
この1時間超で、みんな驚くほど上手になりました。
最後はみんなで記念写真。夢のような楽しい時間はあっという間だった様子。時間が足りなくて、みんな居残り練習を志願。先生を困らせてしまいました。
先生からはラストメッセージとして
「キャッチボールは相手のいるスポーツです。自分だけでなく相手の立場に立つことが大事。これは普段の生活でも同じだよ。相手の気持ちを思いやる人間になろう。」
この時ばかりはみんな神妙な顔つきで聞いていました。
キャッチボールも上達し楽しかったけど、それ以上の宝物も掴むことができた素晴らしい時間でした。
今回のプログラムに参加してくれたたくさんの子どもたち、そして川崎憲次郎選手、本当にありがとうございました!