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いのちのプログラム「心臓外科医のシゴト」@東京都目黒区

プログラム いのち

今回は東京都目黒区の「夢プランたかばん」にやってきました。

みんなの鷹番愛が感じられるお迎えです。

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講師は心臓外科医の尾頭厚先生です。

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はじめに、尾頭先生からの質問です。「医者」がどんなお仕事なのかについて話してくれました。
「お医者さんの仕事は?」「病気の人を治療します」みんな一斉に手をあげました

「どんなお医者さんがいるかわかるかな?」「外科」「内科」「小児科」「眼科」「整形外科」みんなよく知っています。
「心臓のことは知っているかな?」「右心房と左心房があります」この答えには先生もびっくりしていました。

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「心臓」についてもっと教えてくれました。体の真ん中ぐらいにあり、1日10万回!も動いている働き者。
実際に心臓の動きを聞いてみることにしました。自分やお友達に聴診器をあてて聴いてみました。
「ドキドキドキ」初めて触れる聴診器。ちゃんと聞こえたかな?

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次は、手術着を着てみました。手術には帽子・マスク・ガウン・手袋・ゴーグルとたくさん必要です。
すべて先生たちが実際に使っているものです。
「テレビで見たことがある!」とみんな興奮した様子。

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そして、本物のお医者さんが練習で使う道具を使って、糸の結び方を教わりました。
先生たちは、簡単に何個も結んでしまいます。「練習すればみんなもできるよ」

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さあ、みんなはうまく結べるかな?

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手袋をしているので簡単そうに見えて意外と難しい!
「手袋がなければ上手く出来るのに!」
「お医者さんってこんな状態で手術するんだ…」と
体験してみて初めてわかる発見がたくさんありました。

 

子どもたちが「できた!」「結べたよ!」とあちこちで声があがってきました。
そのあとで先生が取り出したのは、手術で実際に使われている手術用の糸。

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ちょっと見ただけでは気づかないくらい細いです。なんとクモの糸よりも細い!!

(写真では見えませんが、実際は糸を持っています)

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「どこにあるの」「見えない!」見学していた大人達も、子ども達と一緒になって見入ってしまいました。

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最後に、「いのち」についてお話をしてくれました。

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「生」「死」って何?心臓が動いていることは生きていのちを支えることにつながります。医者という仕事は「いのち」を預かる仕事。
先生は言いました「心臓の手術に使うのはさっき見たものすごく細い糸です。このような細い糸で血管をつないでいます。
大切な命はとても壊れやすいんです。そのような命を救うことは大変だけど先生はそんな仕事が大好きです。」
生きるって?死ぬって?
今回の授業で「いのち」の奥深さを改めて実感した子ども達。
実際に体験してみることで、たくさんの新しい発見ができた貴重な時間となりました。

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今回は「夢プランたかばん」の皆様のお蔭で、元気な笑顔にたくさん出会えました。

尾頭先生、そして参加してくださった皆様、素敵な時間をありがとうございます!

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