台風前のよく晴れた今日、千葉県市川市の冨貴島小学校放課後保育クラブにて
「ことばと健康」プログラムを行いました。参加してくれた子は20名です!
講師は、フリーアナウンサーの天野ひかり先生。
太陽のような明るい笑顔で、子どもたちに語りかけます。
「アナウンサーってどんなお仕事だと思う?」
子どもたちは一斉に手を挙げ、
「ニュースの人」「バラエティの食レポ」「野球のアナウンス!」
と次々発表し、天野先生はどれもその通り!と答えてくれます。
「アナウンサーは、世界中の幸せを願って、言葉やしぐさでお伝えするお仕事だと思っています。」
と語りかける先生を、こどもたちはまっすぐ見つめていました。
さあ、まずは早口言葉の練習から始めましょう!
「外郎売(ういろううり)」という早口言葉を、先生がお手本をみせてくれると…子供たち、口がポカーン。そして、「本物だー!!!」と目をキラキラさせていました。(笑)
それはもちろん、先生はプロのアナウンサーですもの・・!
早口ことば、全部言えた人!?みんな一生懸命チャレンジしてました。
続いて、腹式呼吸の練習。おなかに手を当てて、動きを意識して呼吸します。
これができるようになると、声が大きく出せるようになるそうです!
みんな上手にできるかな・・?
続いて、声の出し方の練習です。顎を上・下に向けると、どんな声が出るんだろう?
声が高い・低いとどんな印象を受けるだろう?
「だいすき、と伝える時は、小さい声で言うと真剣な感じがするでしょう?」と天野先生。
言葉のトーンや強弱ひとつで印象がガラッと変わりますよね。
毎度盛り上がりをみせる「大きな声選手権」は、今回もとっても盛り上がりました。
人間の表情で、一番怖いのはどんな顔?怒った顔?泣いた顔?
じつは、一番怖い顔は『真顔』だそう。だから、
アナウンサーは楽しい場面と真面目な場面で表情を変えられるよう心掛けているそうです。
さぁ、いよいよアナウンサー体験へ移ります!
アナウンサー役、解説者役、レポーター役の3人1組を作って、今回の原稿を読み込んでいきます!
難しい字にはフリガナをふって、大きな声で練習。
練習中は「こうした方がいいんじゃない?」「レポーターはマイクを持って・・」
と、子どもたちの意欲的な姿勢がたくさん見られました。
先生に教わったこと、しっかり活かせるでしょうか?
さぁ、それぞれの位置についたら、いよいよ収録(発表)が始まります!
原稿を片手にみんなドキドキ・・。
位置につくと、途端にピリッとした空気が流れます。
BGMが流れ、3、2、1、と先生が合図!
緊張して声がでない子もいましたが、先生と一緒なら大丈夫。しっかり最後までやりきれました!
みんな、本当によく頑張りました!
今回は1年生が多かったにもかかわらず、どの子も積極的に発表できていた!と天野先生。
「言葉には大きな力があります。もし嫌なことがあったら、身体の中にためて置かずに、おとうさんおかあさんやお友達に話してください。」
最後に質問コーナーでは沢山の手が挙がり、「CMの間は何をしてるの?」「アナウンサーはみんな原稿を暗記してるの?」と、なかなか聞けない疑問を聞いていました。
最後に、集合写真をパチリ!
気持ちが伝わる言葉の伝え方、声の出し方、そして何より自分と相手に向き合う姿勢を教えてくれた天野先生。
「どんな風に話したら、気持ちが伝わるか」を考えて、お友達に接することができるようになってね。
プログラム終了後も、マイクを使ってリポートを続けたり、先生にサインをお願いしたり、教室の熱は冷めない様子でした・・
本日お世話になりました、
笑顔がとっても素敵な天野ひかり先生、プログラムから勉強会までお世話になった冨貴島小放課後保育クラブのみなさま、本当にありがとうございました!