本日は、火の国 熊本県にやってまいりました。
記憶にも新しい昨年2016年の4月、最大震度7という大きな地震が熊本県を襲いました。
熊本地震被害は大きく、この玉名市も被害があった場所です。
素敵な自然の中にある、春富保育園にお邪魔しました。
本日の講師は、世界一受けたい授業などでもお馴染み、農学博士の松延康先生です。
早速実験開始です。
透明の水が何色に変わるかな?
子どもたちは興味津々な様子で覗き込んでいます。
「大事なことを言います。
青い水は青色にしかなりません。
黄色い水も黄色にしかなりません。
でも私は赤色の水が欲しいんです。」
どこからどう見ても透明の水。
心がきれいな人にだけ赤い水に見えると言います。
ここで、保育園の先生の登場。
この夏疲れてしまった先生の心で試してみます。
先生の心がきれいだと、これを移した瞬間にこの水は赤くなります。
移してみると・・・
色は変わりません。
そこで松延先生のアシスタント、ようこさんの登場です。
みんなの心をきれいにしてれるようこさん。
先生の心もきれいにしてくれました。
さあもう1度、水を移してみます。
すると・・・!
水が赤色に変わりました。
子どもたちからは、「なんで~?!」の声が多数あがりました。
ようこさんが先生の心をきれいにしてくれたからです。
次は、ドライヤーを使った実験です。
たぬきときつねを飛ばしてみます。
こちらの白い容器は安定して飛びません。
なぜでしょうか?
「形!」「重さ!」「風が通り抜けるから!」
たくさんの意見が出てきます。
どうしたら、この容器は安定して飛べるようになるでしょうか?
こういう風に考えること、なんでかな?と思うことが実験です。
実際に様々な条件で試していきます。
飛ぶもの、飛ばないものにはどういった特徴があるか?
どうしたら飛ぶようになるのか?
思い思いの意見を述べます。
正解は、重さ。
ある程度の重さがあることによって安定して飛ばすことができます。
そして、早速みんなも実践する時間です。
オリジナルのスノードームを作っていきます。
まずは、液体の入ったペットボトルを全力で振ります。
思い切り振っていきます!
1分間が終わり、疲れ切った様子の子どもたち。
次に好きな色を選び、色をつけます。
そして、スノードームの中に入れるものを作ります。
まずは練習。
松延先生に教わりながら練習していきます。
そして、本番用を作成します。
違う色を持っている子に声をかけ、いろいろな色を作っていきます。
次は、応用編!
2色を混ぜて作ります。
このように、とてもきれいなものが出来上がりました。
思う存分作っていきます!
たくさんの色を作ることが出来ました!
魚も入れます。
そして、最後の仕上げ!
瓶の中にお水を入れます。
入れてみると・・・!
ついにスノードームの完成です。
満足気に見せてくれます!
スノードームが完成したところで、
最後に松延先生からのお話です。
人間が生きていく中で「知ること」「不思議に思うこと」
生き物の不思議な動きをしたり、特別な性質を持っています。
私たちは、生きているものを食べ、生きている。
命は繋がっていることを学びました。
これから、生きていくうちに知らないことが沢山出てくると思います。
そんな時は、これはどうすればいいんだろう?と考えてみて下さい。
真剣な様子でお話を聞きました。
実験は、お掃除で始まりお掃除で終わりです。
松延先生からティッシュを受け取り、
自分たちが使った場所をきれいにしました。
最後に松延先生からお土産です。
子どもたちの笑顔がはじけていました。
本日、お世話になりました松延先生、春富保育園様、本当にありがとうございました!