スミセイアフタースクールプロジェクトは「放課後児童クラブ(学童保育)」、
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いのちのプログラム「ファインダーから見るいのち」@福島県相馬市

いのち プログラム

本日は、東日本大震災の爪痕が今なおまだ残る、福島県相馬市でのプログラムです。S_6654568656181

相馬市の街並みはまだ復興途中で、この地へいのちのプログラムを届けることが出来る意義を感じながら、ひまわりクラブにお邪魔しました。

 

 

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本日の講師は、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんです。

 

まずはじめに「安田先生のお仕事はどんなお仕事でしょうか?」という質問です。

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「病院!」「プロジェクト!」「カメラマン!」

子どもたちが勢いよく答えます。

 

 

正解は・・・

 

外国に行って、外国の子どもたちがこういう生き方をしているよ、こんな生活をしているよ、ということを日本のみんなに伝えるという仕事です。

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続いて、2011年3月11日に発生した東日本大震災についてのお話をしてくださいました。

IMG_6359みんな真剣な様子でお話を聞いていました。

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震災が発生した2011年春、がれきの中からたんぽぽの葉が生え出し、

その秋、コスモスが花を咲かせました。

このように、みんなの足元には宝物がたくさんあります。

 

壮絶な環境の中でも生き続ける花の姿に、

「勇敢なコスモスだね!」と口に出している子どももいました。

 

IMG_6372みんなの身の回りにあるものを角度を変えて見てみるとどんな風に見えるかな?

いつもと違う視点で見ることによって、全く違うものに見えます。

 

 

「今日はみなさんにもカメラマンになってもらいたいと思っています!」
早速カメラを手にして、大興奮の様子です。

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みなさんの足元にある宝物を探してみよう!

 

いざ出発!!

 

IMG_6403いつも遊んでいる遊具、下から見ると何があるのかな?

 

IMG_6396生き物をみんなで協力して撮影しています。

 

IMG_6415唯一咲いていたたんぽぽを見つけ、いつもと違う角度から撮ってみます。

 

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安田先生から、とっておきのカメラの使い方を教えてもらいました!

 

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「安田先生これ見て~!」と子どもたちが駆け寄っていきます。

そして、撮影時間の終了です。

 

続いて、とっておきの1枚を選びみんなに発表してもらいます。

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「滑り台ところで撮ってみました!」

動きが早いカエルをぴたっと撮影してくれました。

 

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「今まで見たことない実を斜め下から撮りました!」

 

子どもたちが撮影した写真へ安田先生がそれぞれ講評してくださいました。

「宝物を発見したという、知らないものと出会うワクワクした感じが伝わってきました!」

 

続いて、こちらのペア。

「後ろからまわりこんで、芸術的に撮りました!」

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「葉っぱの間から光がこぼれてくるような感じがします。

今日はそんなに太陽の光は出ていないんだけど、でも太陽の光がそこにあるなということを感じることができて、

とっても葉っぱが優しく写っているなあと思います。

よくこの光の当たり方を読んでいました。プロだね!」
安田先生からのとっても嬉しいお言葉にとても喜んでいる様子も見受けられました。

 

 

IMG_6488「静かに静かに蝶々のことを考えて優しく撮れているね、これもねプロみたいです。」

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その他にもたくさんのお言葉をいただきました。

「ブレてるってことは、生き物が生きていることを表現しているということなのでとてもグッド!」

「緑の中にあることによって、周りの葉っぱが蝶々を大切にしている感じがします。」

 

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校庭近くでは、まだ紫陽花が咲いていました。

 

「紫陽花がきれいだけではなくて、一生懸命柵を越えるような気がして、命の力を感じます。

紫陽花の力強さ、そしてこの子が主役だよということがよりわかりやすくなっていて、

さらに力強さを感じることが出来ますね!」

 

IMG_6505なんと次は、先生!

「鏡に映して撮りました!脚が長く細く撮れたし、わたしは一人しかいないから宝物だと思いました。みんながうきうきしている様子を見て私も嬉しくなりました。」

これには子どもたちも、にこにこしていました。

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こちらも生き物が大好きなふたり。

学校で飼っているうさぎをシャッターに収めてくれました。

 

 

全員発表し終えたところで・・・

最後に、安田先生が今日撮った写真を子どもたちに見せてくれました。
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「じゃーん!」

みんなで写真を撮りに行く前に、安田先生が撮ったみんなの姿です。

みんなの命が宝物だなあと思ったから今日この写真を最後にもってきました。
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一番最初何のお話をしたか覚えていますか?

「つなみ!」「しんさい!」

子どもたちは無邪気な姿で答えてくれました。

 

震災が起きてからみーんな大人たちは思ったんです。

この町の宝物っていうのは、この町の中で育ってくれるみんなみたいな子どもたちのいのちが、みーんなにとっての町の宝物だなっていう風に、大人たちがみんな言っていました。

なのでこの相馬でみなさん育っている、一人一人のいのちが町にとっての宝物なんだということを、最後に伝えたくてこの写真を選びました。

みんなとってもいい顔しているね!

 

みんなのいのちをこれからも宝物としてこれからも大切にしてください。

IMG_6521先生からのメッセージがみんなの心に届いたかな?
IMG_6535最後にみんなで「ずわいがにーー!」
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そしてひまわりクラブのみんなからお礼の言葉をいただきました。

「今日は、ありがとうございました。普段はこのように誰かが来ることもなく、このメンバーでこの空間で過ごしてるので、本当に貴重な体験となりました。

ありがとうございました!」

 

とても大きな声のありがとうございました!と共にサプライズプレゼント!!
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子どもたちから、お手製のプレゼントです。
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安田先生もこの表情!
わたしたちスタッフの分まで作ってくださいました。

 

みんなの温かい雰囲気と気遣いに胸がいっぱいになりました。
また会える日が来ますように!

 

本日お世話になりました、安田先生、ひまわりクラブの皆様、子どもたちにカメラをお貸しくださったオリンパス様、本当にありがとうございました。

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