記録的な猛暑、かと思えばバケツをひっくり返したような大雨と忙しい空模様の夏。
小雨のシャワーが木々を青々とさせ、心地よい気候に恵まれた8月6日、秋田県横手市の児童クラブみなみⅣにて未来のプログラム「世界に広がる!けん玉」が開催されました。
講師の先生は、けん玉世界大会3位、TVなどメディアにも出演しご活躍の秋元悟先生です。
子どもたちへのご挨拶に、けん玉のすご技をたくさん披露いただきました!
会場からは「すごーい!」と歓声や拍手が飛び交います。
続いて、けん玉検定10級から1級の技、そして段の技をご披露くださいました。
これから子どもたちもけん玉検定に挑戦します。
けん玉の持ち方や体の使い方などを教えていただき、検定合格を目指して練習スタート!
けん玉を手にした子どもたちは意欲満々です。
まずは大皿にのせる練習です。
秋元先生の言葉を思い出して、中央で構えてひざを使ってリズムよく!
体育館には「今、のったー!」「さっきは出来たのに!」と色んな声が響きます。
そして子どもたちの多彩な表情にも注目です。
「大皿のったよ!!」と、嬉しさがにじみ出ています。
中皿、大成功!自信が溢れる表情です。
「え、のった!? 出来たっ!?」と成功への驚き!
仲良く二人揃って大成功!満面の笑顔!
さて練習タイムが終わり、次はいよいよ検定です。 子どもたちの表情は真剣そのもの。
10回挑戦し、その中で一回でも成功すればその級は合格です。
まずは全員で10級の大皿にチャレンジ! 合格した子は9級の小皿に挑戦です。
順調に合格して8級の中皿へ。
7級、ろうそくにチャレンジ!これはなかなか難しそうです。
6級のとめけんがクリアできた2名の子どもたちは、5級の飛行機に挑戦しました。
練習ではやっていなかった技でしたが一生懸命取り組み、1回目2回目と徐々に上達するのが見て取れます。
その姿に、他の子どもたちや職員の先生方からの応援の声も響きました。
惜しくも飛行機成功はならずでしたが、悔しさを滲ませながらも子どもたちの表情は充実感で溢れていました。
喜び、驚き、悔しさ、様々な気持ちを経て、手にしたけん玉から見える景色ははじめとは違ったのではないでしょうか。
けん玉の難しさや面白さを体感した子どもたちへ、最後は秋元先生のけん玉パフォーマンスのプレゼントです。
様々なけん玉コレクションと巧みな技を、子どもたちも食い入る様に観ていました。
「竿頭みたい!」と子どもたちの声。糸が付いていないけん玉で秋田の竿頭祭りを彷彿される技も。
「けん玉、楽しいー!」「もっと練習したい!」終わった後にはそんな嬉しい声が沢山聞こえてきました。
けん玉プログラムを通して様々な表情で彩られた夏休みの体育館。
子どもたちの心の絵日記の1ページとなりますように。
秋元先生、横手南小児童クラブみなみⅣのみなさん、本当にありがとうございました。