こんにちは!関西チームの米村です。福岡県久留米市草野町パルキッズ久留米で実施した「夢へのキャッチボール」プログラムの様子をお届けします!
このプログラムは、今の子ども達のお母さん・お父さんならきっと知っている方も多い元プロ野球選手の川崎憲次郎選手と一緒にキャッチボールができるスペシャルプログラムです!
今日はこのプログラムに29名の子ども達が集まってくれました!実はこの地域の野球クラブは九州大会でも優秀な成績をおさめる程、野球が上手な子ども達も多い地域なのです。
そんな子ども達にとって、日本シリーズMVP、沢村賞受賞もしたことある元プロ野球選手が来るなんて、本当に夢のようなプログラムですよね!そんなワクワクする子ども達の前に、早速川崎先生が登場して下さいました!
川崎先生の登場で、ついつい気合が入ってしまいますが、まずは簡単に準備体操を兼ねて体にボールに慣らしていきます!右手から左手に、左手から右手に…とボールを動かしてボールの感覚を掴んでいきます。次はボールを足の間を通したり、一度下にバウンドさせてからキャッチしたり、徐々に動きが複雑になっていきます。次は、周りの人との距離を十分に保った上で、ボールを真上に投げている間に何回手を叩いてキャッチできるかチャレンジです!「ボールを上に投げるだけじゃダメ!しっかりとキャッチするまでが大事!」と川崎先生からのアドバイス。ボールを真上に投げるのは意外と難しい!ついつい斜めにボールを投げてしまい、あちらこちらにボールが転がります。真上に上手く投げれたら、後はボールを良く見て包み込むようにキャッチ!野球クラブのお友達には、「野球部はボールを落とさないよなー!(笑)」「10回は手を叩けなきゃ!」と川崎先生からより難易度の高い要求が!「えーーー!」と言いながらも見事成功させていきます!ボール運動を通じて、体もほぐれてきた所でお待ちかねのキャッチボールの練習です。まずは川崎先生が上手く投げるコツを教えてくれました!「手を上げて、頭の後ろまでボールを持って、頭の横から、腕を振って投げる!」川崎先生は、野球を全くしたことない子にもわかりやすいように動作の一つ一つを細かく丁寧に教えてくれました。先生からのレクチャーを受けたら練習あるのみ!まずは低学年だけで、二人一組になってキャッチボールの練習です。「キャッチボールは相手の取りやすいボールを投げるんだよ!」と先生からのアドバイスも。最初は上手くボールを投げれなかった女の子も、川崎先生から直接投げ方の指導を受け、体の使い方を覚えると、不思議とボールが良く飛ぶように!女の子は「わ!飛んだーーー!」と自分自身が一番驚いたように歓喜していました!こちらのお友達も先生からのアドバイスを受け、どんどんフォームが様になってきました!「みんな覚えが良いなぁ~」と川崎先生も太鼓判を押す程!続いて高学年。高学年は、野球経験者も多いため、距離を話してキャッチボールです。さすが野球経験者!距離が離れてもバシッと相手の胸元へボールを投げていました!それでもフォームの修正が必要な子には、先生自らフォームのチェックが入ります。野球部の子が相手だと、元プロ野球選手の血が騒ぐのか、川崎先生の指導にも自ずと熱が入っているようでした!みんなが一通りキャッチボールの練習でフォームをチェックしたら、二チームに分かれて順番に川崎先生とのキャッチボールです!今日の練習の成果が出せるかな?先生の指導を受けて、投球フォームだけじゃなく、まるで試合の時のプロ野球選手のように顔つきも変わったのでは・・・!?時間が経つごとに、川崎先生が「ナイスボール!!」と掛け声をかける回数も増えてきました!この短い時間の中で、どんどん成長していく子ども達のボールを受けている内に、川崎先生も動きが軽快に!先生と子ども達がボールを通じて熱を伝え合っているかのようです。元プロ野球選手とのキャッチボール。そんな夢のような時間も、熱中しているとあっという間です。子ども達はもちろん川崎先生も名残惜しそうにしながら、今日を振り返ってくれました。「夢を持つこと、失敗を恐れない。俺もそうだけど成功した人はみんなたくさん失敗している。」、「夢を無理矢理持つ必要はないけど、夢があった方が成長が早い」、そして「成功の仕方を学ぶことが大事」という先生の言葉に、みんなが真剣に聞いていました。野球クラブに通う子も、野球経験者でない子も、それぞれの成長をこの短い時間で見れたように思います。そして、キャッチボールは、ただボールを投げ合うだけじゃなく、お互いの気持ちを伝え合う、ということも、川崎先生自ら実践して子ども達に教えてくれたように思います。今日という特別な日と川崎先生が教えてくれた大切なメッセージを忘れずに、これからもみんなの夢にチャレンジしていって欲しいな、と思います。
パルキッズ久留米の子ども達とスタッフの皆様、そして川崎先生、ありがとうございました!