「なにこれ、すごい!!」「思っていた宇宙と違う!!」
今回は愛知県津島市立東小学校放課後子ども教室にお邪魔し、「宇宙の未来」のプログラムをお届けしました。
体育館から宇宙旅行に飛び出した子どもたちの様子をお伝えいたします。
今回はなんと、東小学校の学童の皆さんも一緒に参加してくれました。
総勢70名弱でプログラムスタートです!
さっそく高梨先生からたくさんの質問が!
「夜空の月や星は見たことある?」
「科学館やプラネタリウムに行ったことある?」
たくさんの子どもたちの手が上がりました。
みんな宇宙について興味津々の様子。
そして「宇宙についてなにか知っていることは?」という質問には、
太陽や月、金星、土星と様々な星の名前から、「アポロ11号」「光年」「ガス」といった難しいことも知っている子どもたち!
また、子どもたちからは、
「月の中にはなにがあるの?」
「なんで星座ってあるの?」
「月の形はなんで変化するの?」
「太陽の周りはなにがあるの?」
「月の色はなんで変わるの?」
と宇宙に関する疑問がたくさん出てきました!
ここで、高梨先生がボールを1つ取り出しました。
「これが太陽だったら地球の大きさはどれくらいだろう?」
予想してコレだ!!と思うものに手を挙げます。
なんと予想に反して、一番小さいボールであることに
子どもたちからは「えー!?」「小さい!!」と驚きの声!
次に、太陽系の惑星の大きさと距離を体感します。
先生が、太陽から海王星までを見立てたビーズ等を子どもたちに手渡していきます。
「うわぁ小さい…」「見て、これ地球だって。小さいよ」
とても小さな星にみんな驚きが隠せません。
太陽から順に並んでいくと、火星までは距離が近いため、
「そこらへんめっちゃ近いね!」と言っていた子どもたちも
金星になると「一気に遠くなっちゃった!!」とびっくり!
また、惑星一つひとつの大きさも「こんなに小さいんだ~」「土星は少し大きかった」といろいろな発見があります。
最後の海王星はなんと体育館の端に!
実際に歩いてみると「遠い!!」「広いんだなー!」と太陽系の大きさを実感した様子でした。
太陽系の大きさを体感したところで、今度は部屋を暗くして、
いよいよ宇宙旅行に出発!!!
まずは私たちの住む地球が出てきました。
その青い地球や星々に「きれい!」「なにこれ、すごい!」と感動の声があふれます。
大迫力の映像を見ながら、先生が宇宙についてたくさんのことを教えてくださいます。
「銀河系だ!」
「本当に彦星と織姫の間に天の川がある…!」
「土星ってたくさんの月(衛星)があるんだ」
「星って死ぬのなかぁ」
「ブラックホールってたくさんあるんだ」
といろいろな疑問や発見が飛び交います。
宇宙の果てまで来ると
「うわぁ、すごい!」「なんじゃりゃ!」と釘付け。
宇宙の果ての外は真っ暗です。
高梨先生は「なにもないということは分かっているけど、理由はまだわかっていないんだ」とおっしゃっていました。
この宇宙旅行をきっかけに夜空を見上げる視点がまた広がってくれたら嬉しいです。
お世話になった、高梨先生、東小学校放課後子ども教室の皆さま、ありがとうございました。
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勉強会には、市内8校から28名のコーディネーターやスタッフの皆さんが参加してくださいました。
化石堀りの先生や理科実験の先生、歯科衛生士の先生、フラダンスの先生など
これまで実施されてきたプログラムを切り口に市民先生探しがスタートしました。
普段はなかなかお会いする機会がないようで、
「〇小さんはどんなことされていますか?」
「そんな活動ができるんですね!うちの地域にもそういう方いるかな?」
「その先生、うちの小学校にもご紹介してくれますか?」
と情報交換をされていました。
新たな市民先生探しでも
「ペットボトルロケットをやりたいんだけど、先生いるかな?」
「機織りなら子どもに教えられるよ!」
「紙飛行機の先生いないかな?」
と実現に向けた様々な意見や考えが飛び交いました。
子どもたちの多様な体験活動のため、熱い想いを持って活動されている皆さん。
これまで実施されてきたプログラムの数々、そして新たな市民先生を!という熱い想いに、
私たちももっと頑張らなくてはとパワーをいただきました。
これからさらに多様なプログラムが生まれることを楽しみにしております。