爽やかな秋へと近づく季節の変わり目、北海道夕張市の児童クラブに、けん玉チャンピオン・秋元悟先生によるオンラインプログラム「世界に広がる!けん玉」をお届けしました。
「すごいじゃん!」「こうするといいよ!」と子どもたちがお互いに教え、励まし合う場面が印象的だった本プログラム。とても温かい子どもたちの姿に刺激され、秋元先生も熱心にアドバイス。北海道、東京、山形、それぞれ遠い環境でありながら距離を感じさせない素敵なけん玉体験をお届けすることができました。
まず最初は、秋元先生と子どもたちの対面。全員姿勢をピシッとしてお話を聞きます。秋元先生が特技を披露すると、大人も子供もみんなが画面に釘付け。
先生の凄技をみて気持ちが高まった所で練習開始です。初級コースでは、けん玉の基本「大皿」「中皿」「小皿」を。上級コースでは、「もしかめ」「とめけん」にチャレンジします。
「けん玉を持つときは親指と人差し指で挟もう。」 最初からうまく玉が乗る子もいれば、普段けん玉に触れ慣れていないため、ボールが外にいっちゃう子も居ました。しかし、次の瞬間、先生の一言で状況が一変。膝を上手に使うことにより、リズムが掴め、焦らずに玉がお皿に乗ることができました。すぐにコツを飲み込む子どもたちの姿に先生も感心していました。
持ち方がわかったところで、一人一人の練習タイムが始まります。3人ずつカメラの前に立ち先生に技を見てもらい、1人ずつアドバイスを貰います。自分の番が終わった後も画面の後ろの方で、ひたすら練習している姿に、児童クラブの子どもたちの素直さ、一生懸命さが伝わってきます。
最後に先生への質問コーナー。「けん玉の技は何種類あるんですか?」 「先生は何個技できるんですか?」 「いつから先生はけん玉を始めたのですか?」 秋元先生は、子どもたちならではの純粋な質問に丁寧に答えてくれました。
「僕はけん玉を楽しいと思って始めたけど、長くやっていると更に別の面白さに気づくことができました。皆さんも何か熱中できるものを見つけて、それを極めてみてください。そうすると将来につながったりチャンスを掴めます。」 先生からのメッセージを貰った子どもたちは、目を輝かせながら先生の話を聞いていました。
ネガティブな言葉何一つなく、真剣に取り組む子どもたちの姿に、私自身とても元気をもらいました。現地の子どもたち、スタッフの皆様そして秋元先生、素敵な時間をありがとうございました!