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言葉を越えて伝えたい、仲良くなりたい/「世界とトモダチ」@鹿児島

オンライン 未来

まだまだ寒い冬の日が続く1月下旬。鹿児島は南九州市の学童に、マレーシアとつながる「世界とトモダチ!」のプログラムをお届けしました。言葉が伝わらなくても、ジェスチャーで伝え合う。「相手を知りたい。伝えたい。もっと仲良くなりたい。」という気持ちから湧いてくるパワー、その気持ちの大切さを大人も子どもも感じる、そんな思い出に残る1日となりました。

 

プログラム前から自分たちの学童や地域のこと、はまっている遊びの紹介に向けて発表の練習していた子どもたち。世界とつながることへのドキドキ、緊張感が伝わってきます。

 

司会にマレーシアの挨拶を教えてもらい「アパカパ(こんにちは)」と呼びかけると、画面の向こうからSoonとWenwenが登場。Soonは日本で働いていたこともあるというマレーシア人、日本語で挨拶をしてくれます。Wenwenは、Soonの娘さん、みんなと同じ小学生。英語で自己紹介をしてくれます。

 

学童のみんなからも練習した自己紹介を披露します。分かりやすく写真も添えた資料も準備。地元のキャラクター紹介ではWenwenも興味津々。興味を持ってくれたことに嬉しさが隠せません。

 

続いては、Wenwenがマレーシアでの暮らしをルームツアーで紹介してくれます。お気に入りのぬいぐるみ、日々のお手伝い、ジャングルが近くにあること、中国のお正月でもある春節に向けてのお菓子の準備、そしてお気に入りの歌、楽しみにしているお年玉などを披露してくれます。日本の自分たちと同じだったり、少し違っていたりするマレーシアの小学生の暮らしに、学童のみんなも「私たちも歌うのが好き」「お年玉楽しみ」と感じたことを返します。

 

1人の子が勇気を出して質問をすると、止まらぬ質問タイムで盛り上がることに。「好きな遊びは」「友達は何人いる?」、その答えにお互いに頷いたり、笑ったり。Wenwenからもみんなに「日本のお金が見てみたい」と質問が入ります。慌てて探してくれる学童の先生。画面越しに一生懸命紹介します。お返しにWenwenもとてもカラフルなマレーシアのお金を紹介。マレーシアの国のお花「ラフレシア」が紹介されると、「あれ、ポケモンで知ってるよ」とみんなも大喜びです。

 

最後に、学童のみんなが、自分たちが好きな日本の遊びを紹介してくれます。お手玉、めんこ、けん玉、おみくじ、羽根つき。初めてみる遊びに、Wenwenはどれも難しいそうと恥ずかしそうな笑顔でリアクション。

 

すると、遊びの紹介をきっかけに、また自然と質問や感想タイムが盛り上がります。「マレーシアに遊びに行きたい」と言う女の子に「何歳?」と聞き返すWenwen。「7歳!」「私も!」「僕たちも!」とみんなの手が挙がります。

 

「マレーシアの好きなところは?」。「全部だよ、みんなが日本で好きな所は?」。聞かれた男の子は「桜島!」と元気に返事します。桜島って何?どんなトコロが好きなの?と不思議そうなWenwen。「すごく大きくて噴火するんだ」とみんながジェスチャーで噴火を表現します。「えー」と驚きながらも同じジェスチャーを返すWenwen。みんなの自然な笑顔が溢れました。

 

話したい、伝えたいという気持ちが、世界中の人とトモダチになるきっかけになる。
司会の言葉に頷く子どもたち。その気持ちを忘れずに未来を生きていって欲しいなと感じました。学童のみんな、先生方、そしてSoon&Wenwen、楽しい時間を本当にありがとうございました!

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