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やってみなければ、わからない!/「いのちかがやくサイエンス」@熊本

オンライン プログラム いのち

熊本県天草市に「いのちかがやくサイエンス」のプログラムをオンラインでお届けしました。

不思議な実験を披露してくれる松延康先生は、なぜか大きなプラスチックのボトルを持って登場。「マッチで火をつけて、放り込むよー」と!これには子どもたちも「だめだめだめだめーー!!」と叫びます。先生の隣にいるプログラムコーチに「離れた方がいいよー!」と心配する声も聞こえてきます。

 

 

火のついたマッチを放り込んだ瞬間、バキバキバキ!という音とともにボトルがつぶれていく様子に、「すごーい…」と驚く子どもたち。目に見えない科学の不思議を目の当たりにした後は、サイエンスクイズのスタートです!

 

 

1問目は「ワイングラスでペットボトルを何本持ち上げられるか?」

水をギリギリまで注いだワイングラスを使って、ペットボトルを5本、10本、と持ち上げるたびに拍手がおこり、「えー!」「なんでー!」の大合唱。

 

 

2問目は「重曹とクエン酸を入れた水槽の中で、シャボン玉はどうなる?」

「ふくらむ」を予想して手をあげた子がたくさんいる中、先生が実際にシャボン玉を吹き入れてみると…「並んでる!」「すごい!」「水の上を跳ねてる!」の声があちこちから聞こえてきます。

 

 

次はブラックライトを使って、光る飲み物をあてます。お茶・ビタミンドリンク・コーヒーのどれが光るのか?実際に子どもたちの前で現地の先生がやってみると、「光ってるー!」「コーヒーは光らなかったねー」「あたった!」と、実験が楽しくて仕方がない様子です。

 

 

最後のクイズは「風船に火をつけるとどうなるか?」

普通の風船はすぐにわれてしまいますが、火の敵である水が入っている風船は火を近づけても割れません。では、炭酸水はどうなるのかな?

 

 

松延先生から「割れる、割れない、シャワーのようになる、どれだと思う?」と聞かれると、「シャワーがいい!」「シャワー!」の一択!やってみないとわからないのが科学実験。風船に火を近づけると…パーン!と勢いよく水が飛び散ります。

 

サイエンスショーを楽しんだ後は松延先生からのメッセージ「いのちのお話」です。

「生き物にとって、一番大事なものは何?」と聞かれると、子どもたちから「いのち!」と元気の良い答えが聞こえます。「いのちが大事ってことは、“生きている”ことが一番大事なんだよ」とゴーヤやサンマの生き抜くための工夫を教えてもらいます。

 

 

すると、「サンマのような生きるための工夫は、ほかにもありますか?」と質問があがります。先生は「キリンの首が長いのもそうだよ。足が長いことと関係しているんだ。どうしてこうなったのかな?と考えながら、いろんなものを注意深く見つめてみてね」と、“なぜだろう?”と不思議に思うことの大切さを子どもたちに伝えてくれました。

 

事前準備や当日サポートなどご協力いただきました現地団体のスタッフの皆さま、科学の魅力を子どもたちに伝えてくださった松延先生、本当にありがとうございました!

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