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いのちのプログラム「いのちによりそう、看護師」@栃木県宇都宮市

プログラム いのち

「僕、看護師になりたいんだ!!保育園の先生にも向いているって言われたから!」と、体験を終えて、とても嬉しそうに教えてくれた男の子がいました。 本物の看護師さんから、訪問看護のお話しを聞いたり、“死”について学んだり、ケガをした時にすぐにできる対処法を教えてもらって体験したり…看護師になりたい!という思いをより一層強くもったようでした。

そんな夢をもった子どもたいた、瑞穂野南小子どもの家に、7月29日(月)2019年度最初のプログラムをお届けしてきました。

「看護師って何をする人⁈」という川上先生の質問に、 「お医者さんを手伝う人!!」、「診察の後に片付けをする人!」などと答えている子がたくさんいました。 子どもたちがもっていた看護師さんの最初の印象は、お医者さんの横にいる人…といったイメージのようでした。

 

でも川上先生のお話しを聞くにつれ…表情が変わっていきます。

はじめに、「訪問看護のお仕事は、病院ではなくお家でするんだよ。」と教えてもらいました。お家に行って、「体調どうですか?‼」と聞いた後、看護師さんが血圧を測ったり、点滴を打ったり、心臓の音を聞いたりしているんです。「え、そんなに色々しているの⁈知らなかったよ…」といった表情!

 

 

みんなが思っていたより、看護師さんのお仕事はとても忙しそう…

 

お友達がもし怪我をしてしまったときのために、包帯を巻く練習をしよう‼と、2人1組になって練習をしました。

 

普段、包帯を巻く機会のあまりない子どもたちにとっては、新鮮な体験。

 

「難しい…!!」と言いながらも、巻いて失敗、最初からやり直して…と一生懸命練習していました。「先生!ココがうまくいかないんだけど、どうしたらいいですか?」と、とても積極的に教わっている姿も見られました。

傷ができてしまって血が出ている時は、「血を触ったらダメだよ!」とも教えてもらい、

「えーー知らなかった!!そうなの??!」ととても驚いている子がたくさんいました。 傷を早く治す方法は、サランラップが効果的!!サランラップを当てておくと、剥がす時も痛くないそうです。

 

「サランラップならすぐあるよ!!」、「コレなら簡単だから、誰かが怪我をしちゃった時には手当をしてあげられそう!」と、学んだことがすぐに活かせそうで、みんな嬉しそうでした。

最後には、「みんな今、隣にいる子と会って一緒に同じ時間を過ごしていることは、当たり前ではないんだよ…」というメッセージを貰いました。

 

“死”についても考えた後だったため、子どもたちの表情は真剣そのもの。たくさんの患者さんを診ている先生だからこそ伝えられるメッセージを受け取り、子どもたちも納得した様子でした。

 

この日お世話になりました川上先生、瑞穂野南小子どもの家の皆様、本当にありがとうございました!

 

その後の“放課後勉強会”には学童スタッフの方と、市役所の職員の方が参加してくださいました。

 

地元のサッカーチームを呼んでのサッカー教室や、企業を呼んでのプログラム、保護者の方による読み聞かせ、間伐材を使ってのコースター作り等、地域の方々や地元の企業を巻き込んでの“豊かな放課後づくり”が行われていました。

今回、市役所の方とお話しする時間があったからこその「議会見学をしたい!!」というお話しもされていて、普段あまりゆっくり話せない大人との出会い、発想から進む話もあるな~~と感じました。 今後も、豊かな放課後づくりを一緒に考えられるパートナーとなれることを楽しみにしております。大人が動くことで、子どもたちが楽しい放課後を過ごせうるのであれば、嬉しいですね。

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