暦の上では冬になった11月下旬でも、半袖で元気いっぱいの沖縄県中頭郡読谷村の子どもたちにお届けしたのは、ボイスパーカッション 略して「ボイパ」のプログラム。
1人1人のびのびと、自分らしい表現でボイパに初チャレンジしました。
打楽器の奏でる音色を、そっくりそのまま口で表現する技術、ボイスパーカッション。
ボイパって何だろう?とピンと来ていない子どもたちも、Youtuberとしても活躍しているZU-nA先生が登場し、「これ知ってる?」のヒカキンの物まねをしてみると「あー、知ってる!」「あれだ!」と大はしゃぎ。
そんなボイパを使って、ZU-nA先生から、何の楽器の音を出しているのか?のクイズが出されます。「なんだっけ?あ、ドラムだ」「ギター」。1問正解するごとに全員で大喜び。「マリオ」の効果音のクイズや、先生のちょっとした言葉にも大爆笑で大盛り上がりです。
そんなZU-nA先生が特別にプロのボイパを披露してくれます。軽快でリズミカルに、かっこいい先生のボイパに、みんな大興奮で大きな拍手。そんなボイパにチャレンジするぞと気合が入ります。
まずは「ボ」の音からチャレンジ。「ボ」は「ちっちゃい声で口から空気砲を出すイメージで」、続いて「ッ」は「ちっちゃい声に、+短く」、「プス」ではさらに手でアクションを加えて。ひとつずつ、練習のたびにとても楽しそうな笑顔の子どもたち。すばやい上達ぶりに「みんな上手い!」と先生も絶賛です。
この3つを使った「ポテトチップス」をビートボックスっぽく言うというミッションにチャレンジです。「ボイパっぽく言うと、すごくかっこよくなるよ」という先生のお手本に「ほんとだ、全然違う」と感心の声を上げます。この「ポテトチップス」を1番かっこよく出来るのは誰か、チーム対抗戦でバトルをします。
待ちきれない子、少し恥ずかしい子、みんなとても上手に「ポテトチップス」を披露します。「みんな上手だけど、優勝は…、3班の2人!」。負けてとっても悔しがる子にも「その悔しさをバネにもっと練習して欲しいな」と声をかけるZU-nA先生。
最後に子どもたちからZU-nA先生に質問です。「どうやったら声を出さないでうまく出来るの??」「どうやったらうまくなれるの」「どうやって息してるの??」
「無限に練習するんだよ」、「実は息をしながら出せる音があるんだ。だから息をしながら出来るから息切れしないんだよ」と先生の返事に笑ったりうなずいたり。
そんな子どもたちに「好きなもの、夢中になってやっていたら、先生もこうやってプロになれました。みんなもいつか好きなものに出会えたらめいっぱいやってごらん。」と優しいメッセージが届けられました。
「すごく楽しかった」と笑顔を見せてくれた読谷村の子どもたち。のびのびと元気いっぱいに自分を表現する様子にこちらまで元気をもらいました。
みんな、本当にありがとうございました。