冬休みの初日、群馬県太田市にある強戸児童クラブへドッジボールのプログラムをお届けしました。
学童クラブの1年生から6年生までの約80名と、10名の先生が参加してくれました。
プログラムの先生として登場してくださったのは、ドッジボール日本代表選手の4名!
JAPANのウエアを着た先生達の登場に、子どもたちのワクワクのボルテージが上がります。
先生から、ドッジボールが好き?と聞かれると、「好きだけど、投げるのは苦手…」「ボールを取るのがコワイ」などの不安そうな声がパラパラ…。先生から、「大丈夫!今日は取る、投げるが上手くなるように教えるからね!」と頼もしい言葉をいただき、プログラムスタート!
寒い日なので、しっかりと準備体操で、体をほぐしていきます。
最初は、先生がお手本のプレー。
子どもたちの頭上を、リズミカルで素早いパスが行き交います。
ボールが通っていく音が全然違う!
「すごい!」「早い!」「カッコイイ!」
みんなの目がキラキラして、自分もこんなボール投げてみたい!と、やる気がみなぎります。
まずはボールをとる練習から。
ボールに対して体を正面に向け、しっかり腰を落としてボールをキャッチ。
転がしたボール、次にバウンドのボール、さらにダイレクトに投げるボール…とだんだんレベルアップします。
「いいね!」「今の感じナイス!」という先生たちの声も聞こえ、子どもたちもますます盛り上がります。
さらに投げる練習。
腕を大きく使う。体全体を使って投げる。ポイントを知り、子どもたちの目は真剣そのものです。
そして、ぐんぐんみんなの動きがよくなっていく姿に、体育館全体が熱気に包まれます。
試合の前には、日本代表のボールをキャッチするチャレンジ!
キャッチしたい人を募ると、元気な手がたくさんあがります。
選ばれたメンバーは、次々に堂々と日本代表のボールをキャッチ。
「切れがすごかった!」「早かったけど、取れて気持ちがよかった!」など、キャッチできた達成感は抜群です。
そしてお待ちかねの試合。同学年を中心にチームをつくり、3分でゲームを行いました。
公式ルールに則って、ジャンプボールでゲーム開始!
みんなこれまでに学び、練習した「取る」「投げる」の技をつかって、果敢にボールを取りに行き、一生懸命に攻めます。
「短時間で、ここまで変わるってすごいですね!」と児童クラブの先生も驚くほどのみんなの上達ぶり。
最後は日本代表+先生チームと子どもたちチームの対抗戦。
取って、投げて、かわして、また投げて、日本代表の技にふれ、ドッジボールをみんなで楽しみました。
「日々やることで、絶対にもっとうまくなるからがんばって!」とのメッセージもいただき、ドッジボールが、寒い冬をアツい冬に変えてくれることでしょう。
午後は、大人向けの勉強会を実施しました。
子どもたちのやりたいことのアンケートや、これまでに実施したプログラムなどから、「こんなことやるといいかも」「○○さんがこんなプログラムやってくれるかも」とたくさんのアイディアが生まれました。
放課後は、子どもたちが自由に、友だちと一緒に楽しみながら、チャレンジもできる時間。
地域にいらっしゃるたくさんの市民先生が、その体験のサポートをしてくださっています。
今回お届けしたプログラムと勉強会でも、子どもたちのたくさんの笑顔とチャレンジと、先生がたの一人ひとりの子どもと向き合う素敵な時間が生まれました。
参加してくださった皆様、プログラムを届けてくださったドッジボール日本代表選手の篠原先生、樽井先生、中原先生、高橋先生、ありがとうございました!