少しずつ寒さを感じ始め、冬への近づきを感じる10月末。徳島県徳島市の学童へ、けん玉チャンピオンの秋元悟先生による「世界に広がる!けん玉」をお届けしました。
あまりけん玉を触ったことがない子が多かった今回のプログラムですが、秋元先生の丁寧な指導のおかげで、最終的にはかなり難しい技までできるようになる子どもたちもいました。
まず最初は、秋元先生がスゴ技を披露し、歓声とともに子どもたちの心を掴むと、
子どもたちにコツを教えていきます。みんなのけん玉の様子を見ながら、「おなかのまえの位置」「リズムを大切に」などのコツを伝える先生。
練習時間中に積極的に先生にコツを教えてもらう子どもたちもいました。
膝をつかってリズムを意識してという先生の言葉で、それまであっちこっちに玉が行っていた子どもたちも、段々と真上に玉が上がり始め、「おしいー!!」という場面が増えてきました。
練習時間は終了し、ここから検定が始まります!失敗したらその級でチャレンジ終了という緊張感の中、一生懸命に子どもたちは挑戦していきます。
検定が終了した子どもたちは、次の級に挑戦する友達を応援していました。
検定終了後は先生の様々な種類のけん玉を使ったスゴ技披露!
子どもたちもスタッフのみなさんも、みんなで大きな歓声と拍手が上がりました。
最後に先生への質問コーナー。「けん玉の技は何種類あるんですか?」 「玉が三角のけん玉はありますか?」 「いつから先生はけん玉を始めたのですか?」など、子どもたちならではの質問に、秋元先生は丁寧に答えてくれました。
その後子どもたちからお礼の手紙があり、会場が優しい空気に包まれました。
「僕はみなさんと同じくらいの歳にけん玉を始めて、ここまで上達できました。なので、みなさんも今から一生懸命練習すればきっとできるようになります。皆さんも何か熱中できるものを見つけて、それを極めてみてください。そうすると将来につながったりチャンスを掴めます。」
先生からのメッセージを貰った子どもたちは、目を輝かせながら先生の話を聞いていました。
今回のプログラムをきっかけに、何かに一生懸命打ち込むことの楽しさに気づいてくれる子どもたちがいると嬉しいですね。
現地の子どもたち、スタッフの皆様そして秋元先生、素敵な時間をありがとうございました!