「あけましておめでとうございます‼」
体育館に寒さも吹き飛ばす、子どもたちの元気な声が響き渡った2021年最初のプログラムは、青森県へオンラインで「Let's playドッジボール」をお届けしました!講師は、ドッジボールのワールドカップでも活躍されている日本代表選手の吉田先生が教えてくださいました。
早速、先生が「ドッジボールで大事な動きは、よけると~?」と問いかけるとすかさず子どもたちが「投げる!」「捕る!」と早くも大事なポイントを押さえていました!ドッジボールは放課後でも人気の遊びの一つですよね。これは子どもたちのなかにも先生がいるかもしれない!そう思わせてくれたパワフルな反応とともにスタートです!
先生から「思いっきりカッコイイ投げ方をしてみよう!」との声掛けに、子どもたちは画面越しの先生に向かって「えぇーい‼」と力強いフォームを見せてくれました!「いいね~いいね~!」と先生にもGOOD!をもらい、子どもたちは腕をぐーんっと上げてたくさん練習をしました。これで投げ方はバッチリだね!
そしてその力強いボールをキャッチできたら、またドッジボールの楽しさも広がり自信にもなりますよね!もちろんそこにもコツあり!難しいキャッチのポイントも、先生が「構え」から「捕る」までわかりやすくリズムに合わせて教えてくれました!素早く体を動かし大きく構える子どもたち!体の動かし方がわかれば、どんなボールがきてもキャッチできるかな?
コツを掴めば掴むほど、早く実践したくなる子どもたちに、なんと素敵なプレゼントが先生から届きました!
プレゼントとは…ドッジボールをするのには欠かせないボールです!みんなを代表してピカピカのボールで投げ方の披露をしてくれた男の子は、大きく肩をまわし力強いボールを投げてくれました!私たちも練習の成果を、子どもたちからしっかりと感じることができました。
「投げ方のコツがよくわかった!」という子どもたちの声が多く、みんなの「ドッジボールが上手くできるようになりたい」という想いが強く伝わってきたプログラムとなりました。
そして最後にはこんな熱い質問が!「相手に上手くフェイントをかけるためにはどのようにしたらいいですか?」との質問に、吉田先生は子どもたちに教えたコツを踏まえながら1つ1つ丁寧にアドバイスをしてくださいました。子どもたちの眼差しはとても真剣で、ときには「すごーい!」と目をキラキラさせながらドッジボールの楽しさを学んでくれました。
コツを学んで実践で活かす、やればやるほど上手くなれる、そんな熱いドッジボールは放課後の時間を盛り上げてくれること間違いなしですね。これからもみんなで楽しくLet's playドッジボール!
「走るのが速くなりたい!徒競走で一番を取りたい!」そんな子どもたちの願いとともに、大分県へオンラインで「足が速くなる方法」をお届けしました!講師は、子どもたちからプロのスポーツ選手まで幅広く走り方の指導をされている鷲野先生が教えてくださいました。
まずはみんなで体をほぐしながら前に横にとジャンプ!子どもたちのジャンプは軽やかですね~!あたたかくなってきたところで、早速「足が速くなる方法」の伝授がスタートしました。
足が速くなるポイントは「ピッチ」と「ストライド」のたったの二つ!聞きなれないワードでも、実践で楽しく学ぶと子どもたちはとっても真剣に!「足が速くなるためにはこんなことも必要なんだ!」と一つ一つの発見が大きな学びですね。
そして、子どもたちの発見の中で最も多かったのが「走るときはまっすぐな姿勢が大事!」というポイントでした!姿勢が正しいとさらに速く走れるという先生の教えに子どもたちは早速実践です。後ろから見てもピーンっと伸びた姿勢がきれいで完璧ですね!
走り方のコツを一通り学んだ後は、徒競走に欠かせない「スタートダッシュ」のポイントを教えてもらいました!スタートの姿勢から構え方まで意識すればぐーんっと上手くなれるポイントです。みんなでいいスタートを切ることができそうな瞬間ですね~!子どもたちの「こうかな?」と丁寧に実践していく姿に、みんなのこれからの成長が見られたプログラムとなりました。
「これからもたくさん練習して速くなれるように頑張りたい!」そんな子どもたちの想いとともに、全力で放課後の時間を駆け抜けてほしいと思います!
「できるようになるとワクワクする!」「大人になったら選手として活躍したいな~」子どもたちのその瞬間の想いや夢がどんどん膨らむそんな時間をこれからも多くの子どもたちにお届けできたら嬉しいです。
今回参加してくださった現地の子どもたち、学童スタッフの皆様、そして講師の先生方、楽しい時間を本当にありがとうございました!
文:村上知穂/放課後NPOアフタースクール学生インターン