1月19日(土)秋田県南秋田郡の放課後子ども教室6名の子どもたちに自分を奏でる音楽~いのちのオーケストラ~プロクラムを届けてきました。
まずはジャズミュージシャンの森田先生と工藤先生から一曲!
以前報道ステーションで流れていた「I am」を弾いてくださり、その力強い演奏に子どもたちは圧倒されている様子です。
森田先生から「ジャズって知ってる?」という問いに、子どもたちからの反応は...「知らな~い」。
じゃぁ、これはなんという曲かな?!と先ずは曲を聴いてみることに。
みんなもよく知っている「ミッキーマウスマーチ」を2回弾いて、「1回目と2回目の違いは何だろう?」と質問です。
子どもたちは「リズムが違う!」と答えてくれました。
「そうそう、リズムが違ったり、アドリブが入るのがジャズなんだよ。」と森田先生。
次は、音楽の準備体操です!みんなで手をたたいてみよう~。
先生がアドリブで手をたたくと隣の人が同じリズムでたたく、の繰り返しです。早くなったりゆっくりになったり、レベルが上がっていくにつれて徐々に子どもたちもテンションが上がり、表現も大胆に!「あれー!?」と、隣の人と違うと残念そうに、出来たときはニコっと笑顔に!身体もほぐれてきているようですね。
次は 踊りです。先生が踊った動きを隣の人がまねをしたり、「ヘッドアンドショルダー」の歌にあわせて体を動かしました。「この歌知ってる!」とみんなバッチリ踊れていて、緊張も和らぎ、とても楽しそうです。
次は合奏演奏の練習です!演奏曲は「聖者の行進」。リズムチームとメロディーチームに分かれて練習します。
メロディーチームはタンバリンやトライアングル、太鼓のさまざまな音の出し方を教わります。
使ったことのある楽器でもいつもとは違う音の出し方にびっくり!
「ここをたたいたらどんな音がする?」などと工藤先生から音の出し方を教えてもらった後、子どもたちが演奏したい楽器を選びました。
子どもたちが選んだ楽器で「ふつう、ちいさく、大きく、アドリブ」の練習開始です!
工藤先生から「大きく~!」との掛け声に子どもたちは周りの音に合わせて息ぴったりの演奏です。
メロディーチームは、木琴とメロディオンでドレミファソの練習です。
森田先生から「上手だね~!」と言われ、練習にどんどん積極的になっていく様子に胸が熱くなりました。特にアドリブ練習では、迷わず恐れず、自分が良いと思うリズム・音を出しているのが素晴らしく、先生からも「良いね!」「上手だね!」と何度も何度も言ってもらい、2人とも真剣そのものです。
チームごとの練習が終わり、合同練習開始です!
本番に向けて「ふつう」「ちいさい」「おおきい」「アドリブ」の4つを練習しました。子どもから「もっとアドリブがやりたい!」と声が出ました。「お!アドリブがやりたい!?じゃぁアドリブだけでやってみようか!」とアドリブだけでも曲を練習してみることに。チャレンジ精神が素晴らしいですね!
本番の演奏前にバント名を考えます。秋田県と言えば名物きりたんぽ!「きりたんぽが良い!きりたんぽよく食べる!」という声から、「きりたんぽオーケストラ」と決まりました!
さぁ、演奏録音の開始です!
メロディーチームは、森田先生から教わったことを実践。自由にアドリブを演奏しています。
メロディチームも工藤先生から教わったことを発揮!小さい音は体まで小さくなっていて、体で音楽を感じていますね!準備体操の効果もあるのかな?!
練習したアドリブも1人1人が思い思いに弾いていました。
無事に演奏終了です!
みんなで録音した演奏を聞いてみました。自分たちの演奏がどのようなものか、緊張した様子でシーンと静まり返っています。
自分たちの演奏を聞いて「リズムがよかった!」や「自分で考えたアドリブ出来ていた!」など、とても嬉しそうな様子でした。
最後には、「楽しかった!」と子どもたちが口々に言ってくれて、集合写真もとっても楽しそうですね!
子どもたちにジャズという音楽を教えてくださった森田先生、工藤先生、 子育て支援多世代交流館みなくるのスタッフのみなさま、参加してくれた子どもたちみんな、本当にありがとうございました!