関東にも上陸した台風21号も過ぎ去り、青空が戻った月曜日、埼玉県川口市にやってまいりました。
台風一過の快晴とはいえ、まだまだ風が強く吹いていました。
そんな台風にも負けない、明るく元気な鳩ヶ谷小学校放課後児童クラブのみなさんたちとのプログラムです。
今回の先生はなんと、テレビでもご活躍されている松延康先生です!
まずは先生が実験を見せてくださいました。
松延先生が水を取り出し、食紅で色を付けてみます。
ここでみんなで確認したことは、黄色の食紅を使えば、水は黄色になること。青色を使えば、青色の水になるということです。
では、赤色は?
この水は透明に見えます。子どもたちにも私たちにも当然のように透明に見えていますが、松延先生は赤色に見えると言います。
「なんでー!?」「透明じゃん!!」と不思議でたまらない様子の子どもたち。
なんとこの赤色は心のきれいな人にしか見ることができないのだそう。
そこで、松延先生が大人たちの心から汚い心を吸ってみると、、、?
赤色に変化しました!!
これに子どもたちは「まじ!?」「なんで!?」「マジックみたい!!」とビックリ!
なかには「うそだぁ!!」と疑ってみる子も。
色水の実験だけでなく、ドライヤーを使ったこんな実験も。
次は、みんなでスノードームを作ります。
二人一組になって、順番にペットボトルを振っていきます。
さぁ、準備はいいかな?それでは
よーいドン!
みんな、足も一緒に動かして一生懸命に振っています。
さて次は、みんなが一生懸命に振ったものに好きな色を付けていきます。
絵具を入れたら、また少し、今度はさっきよりも優しく振ります。
「青色にしたよ!」「きれいになった!」と笑顔で見せに来てくれる子もいました。
そして次は、色をつけた液体をスポイトで、ゆっくり1滴ずつビンの中に垂らしていきます。
「固まってる!」「きれいに丸くなったよ」と子どもたちからいろいろな声が飛び交います。
みんな集中して1滴1滴慎重に垂らしていきます。
自分が持っていない色は、他の人から譲ってもらったり、
中には、「1年生には難しいから」と1年生にお手本を見せてあげる上級生もいたり、自然と「ありがとう」がいろいろなところから聞こえてきます。
お魚も入れて、いよいよ松延先生が最後の仕上げをしてくださいます。
ビンをバケツの中に入れて、、、?
ジャーン!!ついに完成です!
「わー!きれい!」「かわいい!」「すごーい!」と子どもたちはもちろん、大人たちも一緒になって歓声をあげました。
ビンを振ってみると?
ビンの中の丸い粒やお魚がくるくる回ってとてもきれいです。子どもたちも釘付けになって見ています。
楽しい実験の最後に、松延先生からいのちについてのお話をお聞きしました。
今まで賑やかだった子どもたちが、とても真剣な表情で先生のお話を聞いています。
「なんで飛行機は飛ぶの?」「なんでマイクで声が大きく聞こえるようになるの?」などいろいろな松延先生からの問いかけに元気に自分の考えを答える子どもたち。
松延先生から、普段当たり前のように感じて、実は見逃してしまっていることを「どうしてなのかな?」「なんでかな?」という気持ちを忘れないことが大切だということ、
そして、すべての生き物が自分の命を守るための工夫をして「生きている」ということ、「命を大切に」という気持ちを忘れないことの大切さを学びました。
さぁ、最後に実験の掟「実験は掃除に始まり掃除に終わる」を実践しましょう。
先生がペーパー配ってくださいます。
みんな準備はいいかな!?
みんなきれいに掃除ができました!
最後に、子どもたちから松延先生へお礼の言葉です。
今日の記念に松延先生と一緒に笑顔でパチリ!
プログラム終了後は多くの子どもたちが「はかせー!!」「たのしかった!」と松延先生に駆け寄りました。
松延先生から素敵なお土産もいただいて、子どもたちにとって大満足のプログラムでした。
台風の影響で中止も心配されましたが、子どもたちの笑顔がたくさんあふれ、また、子どもたちにとって刺激の多いプログラムであったと感じます。
本日お世話になりました、松延先生、鳩ヶ谷小学校放課後児童クラブの皆さま、ありがとうございました。