スミセイアフタースクールプロジェクト香川県高松市鬼無校区放課後子ども教室へお邪魔しに参りました!
「鬼無」と書いて「きなし」と呼びます。なんとあの桃太郎伝説の由来となっている地域だそうです!桃太郎と言えば岡山とばかりと思っていましたが、駅名にも桃太郎の名前が!そんな鬼無の子ども達に届けてきたのは、理科教育研究フォーラム代表松延康先生によるいのちのプログラム「いのちかがやくサイエンス」!
大人もびっくりする、驚愕のサイエンス体験を通じて命の大切さを学びます。せーのっ・・・「まーつのーーぶせーんせーーーーーーーーーいーーー!!!」と子ども達の大きな声で始まったサイエンスプログラム。
声がする会場前方から松延先生が登場すると思ったら・・・
なんと会場横から松延先生の姿が!・・・
「絶対、会場の前に隠れていると思っていたのに―!」と子ども達。
松延先生のサプライズ登場によって、この後もどんなびっくり体験があるのか、子ども達の期待感も最高潮の中、プログラムが始まっていきました!まずは、驚きの科学実験です!先生が持っているコップの水、今は透明ですが・・・ 悪い心を感知し、吸い取ってくれる人形と共に先生が、会場にいる大人から悪い心を吸い取り・・・大人から吸い取った悪い心を吐き出すと・・・さっきまで透明だった水が赤紫色に・・・!
子ども達からは、「なんで!?」・・・「悪い心を本当に吸い取ったの・・・?」とただただ驚くばかり・・・!プログラムの後半は、スノードーム作りです!まずは、スノードーム作りに必要な液体を作るため、ペットボトルに入った水をみんなで思いっきり振ります!「まだまだ全然、ペットボトルの振りが足りないよ~。振り終わったら疲れ果てて立てなくなるくらいまで振って下さい!」と再チャレンジ!
・・・本当にみんな疲れ果てました・・・!サイエンスには体力が必要・・!(?)と実感した所でスノードームの準備完了です。
みんなが作った液体を空き瓶に入れて、その中にカラフルな液体を入れていきます。
可愛い魚の人形がゆらゆら泳ぐ可愛く、綺麗な水中が出来上がります!スノードーム作りを終えると、松延先生から子ども達へ「命の大切さ」を教えてくれました。
環境問題の重要性を説いたレイチェル・カーソンが説いたことで有名な「センス・オブ・ワンダー」の話をかいつまんで説明してくれました。
サイエンスを通じて、いのちあるものへの知的好奇心を育むことの重要性を教えてくれました。
低学年には少し難しい話だったかもしれませんが、きっといつかその大切さを感じる時がくるかな。
さぁこれでプログラムも終わりの時間です。みんなで会場をお掃除していきましょう!
・・・・と、「みんな~床をお掃除するのに必要な分だけトイレットペーパーを取って~~~~」
と松延先生が凄い勢いでトイレットペーパーを会場に飛ばし始めました!!
大興奮する子ども達!トイレットペーパーを掴んだ子ども達は、瞬く間に今日使った会場を床拭きしていきました!
松延先生の手にかかれば、ちょっと面倒くさくなりがちなお掃除もとても楽しいものになるんですね!最初から最後まで、楽しく、びっくり、でも命にもかかわる大切なサイエンスの醍醐味を松延先生に教えてもらいました!プログラムの最後には、今日一日楽しい時間を提供してくれた松延先生と集合写真を撮って終えました!
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プログラムの前には、「ほうかご勉強会」も行いました。プログラムを実施した鬼無放課後子ども教室の運営者や地域のコミュニティセンターのスタッフ、またこのコミュニティセンターにボランティアとして出入りし、子ども達と触れ合っている香川大学の大学生たちが参加してくれました!
この地域では、小学校の授業でmy盆栽を持つ機会もある程、盆栽で有名な地域!盆栽の先生やお知り合いの会社の「盆栽部」に市民先生をお願いしよう、といった地域ならではの市民先生のアイデアがグループワークでは生まれていました!
また、香川大学の学生は、大学ならではの「アイスホッケー部」や「体力のある若い男子大学生とのレクリエーション」など、放課後子ども教室のスタッフに大学生ならではのアイデアや市民先生を提案してくれていました!
鬼無校区放課後子ども教室の子ども達やスタッフの皆様、また会場を提供して下さった鬼無コミュニティセンターや香川大学の大学生、そして松延先生、本当にありがとうございました!