春らしい温かい日差しに包まれて、香川県の離島 小豆島の放課後子ども教室に、オンラインで繋がる「やってみよう!マジック」のプログラムをお届けしました。はじめはオンラインに緊張ぎみだった子どもたちも、マジックをやってみるとなると熱心に練習。子ども教室全員で楽しいマジックの時間を過ごしました。
今日は実際に子どもたちがマジックを習得するプログラムです。
でもその前に、まずマジックを見てもらおうとマジシャンのつかっちは、マジックを披露します。ハンカチがステッキに変身、ルービックキューブの色が一瞬でそろったり。鮮やかなマジックに「すげぇ!」「えーっ」と驚いたり、思わず笑ったり、「もっと見たい!」とお願いしたり。期待に応えて風船を使ったマジックや大きなトランプを使ったマジックも見せてくれました。不思議がる低学年に高学年が種を考えて伝えたり、仲の良い雰囲気も伝わってきます。
続いては「12個の果物の中から心の中で選んだものを当てる」というマジック。代表の子が心の中でひとつの果物を選びます。正解は…「いちご!」。見事、つかっちは正解を導き出します。今日はなんと、このマジックに子どもたちが挑戦します。マジックの種を説明するつかっち、みんな真剣に聞き入ります。
お隣同士で今覚えたばかりのマジックを練習します。ペアになって一人がマジシャン役、一人がお客様役です。待ちきれないとばかりにマジックキットを受け取ると練習に励む子どもたち。見事、成功すると拍手で喜び合い、再び練習。もっとやりたいと楽しんでいる様子が伝わってきます。
今度は、覚えたばかりのマジックを、子どもたちがつかっちに披露する番です。うまく出来るかなとドキドキが高まる中、何人かの子が勇気を出して手を挙げてくれます。覚えた手順通りにマジックを披露。「選んだ果物は、ぶどう」「正解!」。見事の大成功に、教室中が大きな拍手と笑顔に包まれます。
今日練習したマジックキットはなんとみんなへのプレゼント。今日は種を覚えたけど、種を言ってしまうとマジックが楽しめなくなるから、一流のマジシャンは種はシークレットにする、という心得を聞き、みんなもうなずき返します。最後にはつかっちへの質問コーナーも。高学年の子の「僕の心の中が読めますか?」の質問につかっちもビックリ。「マジックが楽しい!じゃない?」「違いますー(笑)」。すっかりつかっちとも打ち解けて、オンラインを超えてみんなが仲良く一つになれたことを感じます。
一生懸命マジックを練習してくれた子どもたち。みんなが楽しめるよう丁寧に準備をしてくださった子ども教室の先生方。楽しい時間を一緒に過ごせて嬉しかったです。ありがとうございました!