大きな虹が迎えてくれる中、群馬県の渋川で2019年最後のプログラムをお届けしてきました!
「いい味出てる!」「味が優しい!」
一人前のお出汁職人がたくさん誕生したプログラムの様子をご紹介します
講師は料理家の大黒谷寿恵(だいこくや ひさえ)先生です。
最初は、「お出汁って何?」「聞いたことなーい」と言っていた子どもたちも、昆布やかつおぶしなど知っている食材を見て、「知ってる!」「食べたことある!」とお出汁に興味が湧いてきました!
まずは先生に、煮干やかつおぶしからどうやって出汁を作るのか、実演を見せてもらいました。
「海のものと山のものとで、お出汁の味も違うんだよ」「日本にはお出汁があるからとても簡単に美味しいものが作れます」など、作り方以外にもいろんなお話を教えてくれました。
続いて子どもたちは、昆布、煮干し、かつおぶしがどんな味なのか、出汁をとる前に味見をしてみます!
「おばあちゃんの家でよく食べる〜」と煮干しを丸ごと食べちゃう子もいれば、「苦い〜」と顔を歪める子も!
素材の味が分かったら、今度はそれぞれの素材でとったおだしの味見です。
「おいしい〜」と思わず笑みがこぼれる子どもたち。
お出汁の味も分かったところで、次はお吸物づくりに挑戦です!
お出汁をとる準備をしてから・・・
昆布だし、
かつおだし、
みんなで協力しながら作っていきます!
お出汁ができたら調味料で味を整えていきます。
先生みたいに美味しくできてるかな〜
そしていよいよ完成!
自分たちで作ったお吸物と、先生が作ってくれた「お鍋で炊く炊き込みご飯」をいただきます!
「美味しい〜!!」「いい味してる!味が優しい!」
お出汁について詳しくなり、自分たちで作ったお出汁を使ったお吸い物を食べ、大満足の様子です!
最後は、先生から「かつお節ができるまで」のお話を聞いてプログラムは終了しました。
子どもたちの真剣な眼差しが見れた一日。
大黒谷先生、学童の皆さん、本当にありがとうございました!
プログラム後、大人の方向けの勉強会では、学童スタッフさんや保護者の皆さんと、子どもたちの未来、日本の未来について改めて一緒に考える時間となりました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!