11月9日(土)、京都市の桂徳児童館で、「Let's play ドッジボール!」のプログラムを実施させていただきました。
児童館へ着くと、職員の方々が作られた素敵な掲示物で彩られていました。一つひとつ丁寧に作られており、職員の方々の愛を感じるものばかり。
その中に、ドッジボールのプログラムのチラシも発見!とても素敵なチラシです!
今回の講師は、小川選手、高松選手、吉田選手、樽井選手の4名です。
プログラム開始前から、体育館の前にしっかりと整列し、やる気満々な子どもたちがたくさん来てくれていました。
いよいよプログラムスタート!選手の自己紹介が終わると、まず最初はデモンストレーションです。前でボールを投げていた選手たちがだんだん子どもたちの方に近づいていき・・・
子どもたちの頭上を猛スピードでボールが飛び交います!
「おお~!」とたくさんの歓声が!子どもたちは素早く行き交うボールに目が釘付けでした。
選手へのあこがれが芽生え、やる気十分になったところで、次は自分たちの番です。
投げ方、受け止め方のポイントを教わったあと、実際に選手と練習を行います!
身体の使い方を意識して・・・えい!!
教えてもらったポイントを意識しながら、思いっきり投げることが出来ました。
「うまいって言われたよ!」「右手がいいね、って言われた!」と、選手に褒めてもらえた子どもたちは、とても嬉しそうでした。
一通り練習した後、選手の方が学年で一番上手な子たちを選んでくれ、みんなの前でお披露目です。
みんなの前で少し緊張も見られましたが、日本代表選手に選ばれ、とても嬉しそうでした。
こちらはキャッチの様子!
選手からの素早いボールにも負けず、しっかりと腰を下ろし、力強いキャッチを見せてくれました。
中にはとても速い球を投げ、子どもたちから歓声が上がるほどの子も!
選手から教えてもらったポイントはばっちりなようです。
どの子も一生懸命練習に取り組んでおり、キラキラした表情をたくさん見せてくれました。
練習の次は、いよいよ試合です。最初は学年ごとに戦います!
1年生チームは、選手の方と一緒に、「頑張るぞ!」のジャンプで団結力を高めていました!
元気に「えいえいおー!」をするチームも!
いよいよ試合スタート!選手の方の実況中継の下、にぎやかに行います。
ナイスプレイが出ると、ハイタッチ!
盛り上がりつつも、教わったポイントはしっかり実践。腰を落としてボールのキャッチを目指します!
投げ方もばっちり!
一生懸命練習の成果を発揮している子供たちの試合は、とても白熱した戦いになりました!
負けたチームは悔しがっていましたが、どのチームも楽しそうに取り組んでいたように思います。
最後はなんと、子どもたちVS日本代表選手の方々での試合!
ジャンプボールからスタート!
なんと保護者の方の中に、ドッジボールをやっているお父さんがいらっしゃり、代表選手チームに加わります。
「子供チームは、大人を一人でも当てれば勝ち」というルールでしたが気になる結果は・・・
子どもたちが選手を当てることができ、子どもたちの勝利で終わりました!
「今日楽しかった人~?!」と選手が聞くと、この手の挙がり様!
選手の方と一緒にドッジボールを頑張ったことを、きっと忘れないだろうなという笑顔でした!
桂徳児童館さんでは、地域のドッジボール大会に出場されるそうです。
ぜひ、選手の方と一緒に頑張ったことを思い出して、活躍してほしいと思いました!
プログラムの後は、放課後勉強会。
桂徳児童館の職員の方3名、保護者の方3名が参加してくださいました。
桂徳児童館のアンケートを見ていただく時間では、皆さま真剣な表情で、一枚一枚アンケートを読み込んでいる様子が見られました。
「低学年に自分が嫌いな子がこんなにいるとは思わなかった。」「楽しそうな意見が少ないのが気になる。」などと、子どもたちへの想いが伝わってくるコメントがたくさん飛び交います。
「この子どもたちの声をもっとたくさんの保護者の方に知ってほしいと思いました。」とおっしゃる保護者の方もいて、皆さんで子供を大事にされていることが良く伝わってくるようでした。
そのあとは、市民先生探し。
子どもたちの声を、より明るいものに変えていくために、どんな大人の力が借りられるか、グループごとに話し合います。
地域のお店の方、保護者の方、親戚の方…
聞けば聞くほど素敵な方が挙がり、この地域のひとのつながりを強く感じることが出来ました。
また、桂徳児童館さんは、地域の将棋やダンスの先生が定期的に来ていたり、子どもが遊びの企画をする日があったり、「写真部」のような部活動があったりと、たくさんの工夫がなされているそうです。
「子どもによりよい放課後を届けたい」と頑張っている皆様の様子を見て、私たちまでたくさんパワーをもらうことが出来ました。
ドッジボール日本代表の選手の方々、桂徳児童館の皆様、本当にありがとうございました!