こんにちは!インターンの徳永です。2019年11月22日(金)、愛媛県新居浜市大生院小学校アフタースクールにて、「Let's play ドッジボール!」のプログラムをお届けしました。
当日は、1~6年生まで約80人もの子どもたちが参加。「お願いします!」という元気な挨拶とともに体育館に入ってきてくれて、早速やる気ある姿を見せてくれました!
このプログラムは、ドッジボールの日本代表選手に、投げ方などを教えていただき、一緒に対戦をするというプログラムで、プロ選手の実力に触れられたり、みんなで力を合わせて協力することの楽しさを体感することができます。
今回は、ドッジボール日本代表の吉田隼也選手(兼監督)、樽井祥一選手、田中将人選手が先生として来てくださいました。 まず、先生たちから、「そもそもドッジボールの”ドッジ”はどういう意味でしょう?」とクイズが出されました!3択クイズで子どもたちの中でも答えが分かれます! みんなが知っているドッジボールでしたが、その意味を聞かれると「あれ?そういえばどういう意味なんだろう?」とみんな不思議に思います。答えが気になった方は、ぜひ調べてみてください! 続いては、デモンストレーションです。先生たちが交わすボールのパスが、子どもたちの頭上を猛スピードで右、左、右と飛んでいきます。 「えー!?」「すごーい!!」「はやっ!」と、子どもたちは目を丸くし、驚きを隠せません! ものすごい速さのボール、必死に目で追います。あまりの速さに「きゃー!」と身をかがめる子どもたちもいました。 世界で戦う選手の実力のすごさを実感しました!さて、いよいよ子どもたちによる実践の時間です。 まずは、先生から3つのステップに沿って投球フォームの練習です。先生に「そのフォームで投げるふりをしてみて」と言われると、「おりゃー!」と叫んで全力でやってくれました!本番の試合では上手く投げれるかな?楽しみですね!次に、キャッチのコツも教わりました。キャッチのコツは、相手が投げる構えを見せたら、相手に向き合い、腰を落として、向かってくるボールを胸で受け、受け取ったボールをこぼさないように腕全体を使って包むようにキャッチします。
早速、先生の投げるフリに合わせて、みんなも瞬時にキャッチのフォームに構える練習です!みんな素晴らしい反射神経を見せてくれました!その後、実際にボールを使って、先生たちと向き合い投げる・キャッチの練習です。 「ナイス!」と先生たちに褒められると、体の使い方や表情にどんどん自信がついていました!そしていよいよ、みんなお待ちかねの試合の時間に入ります!公式ルールに則り、ジャンプボールからのスタートです。試合が始まると、みんな積極的に、キャッチして、投球にチャレンジしていきます!練習の成果を活かし、カッコよいフォームで、最初より勢いのあるボールを投げれるように。周りで観戦しているお友達は、「がんばれ」「いけ!」と応援です!
子どもたち同士の試合が終わった後は、日本代表の先生VS子どもたちの試合です!日本代表を目の前にしても、教えてもらったキャッチの構えを忘れず実践! プロの先生たち相手でも、ひるまずボールを当てにいきます!本気の先生達も上手にボールをかわし、次々とボールをキャッチしていきます。 でも、なんと先生にボールを当てることに成功した子も!「いえーい!」とみんなで喜びを分かち合いました! 楽しい時間はあっという間、終了の時間となりました。 先生からは、「周りの人への感謝を忘れず大切にしてください。放課後の時間を楽しく過ごすための一つの方法として、ドッジボールをやっていってほしいです。」というお話があり、子どもたちも真剣に聞いていました。そして、吉田先生からは、自ら執筆された子どもでもわかるドッジボールの解説書をプレゼント!そして最後は、子どもたちから、サプライズ!「私はドッジボールが得意ではなかったけど、好きになりました」「投げ方や、キャッチの方法を教えてもらえてよかったです」と今日のお礼を先生達に感謝の言葉を述べてくれました。プロの選手と関わることで、改めてドッジボールの楽しさや、挑戦することの大切さに触れられたと思います。今日の経験をきっかけに、これからもいろいろなことに挑戦して、それを極めるために努力する姿勢を持ち続けていってくれたら嬉しいです。 世界レベルのドッジボールが気になった方は、以下の動画をぜひご覧になってみてください。日本対フィリピンのアジア予選決勝トーナメントです。 https://youtu.be/02-tKiZWKgg
* プログラムの終了後には、大生院小学校アフタースクール職員の方10名、新居浜市の方2名、市議会議員の方1名の合計13名の方々と、子ども達にとっての豊かな放課後について考える勉強会を実施しました。 この勉強会までに、大生院小学校アフタースクールの子ども達に「放課後や夏休みにやりたいことはなんですか?」と事前のアンケートで聞いていました。普段、子ども達に毎日接しているスタッフの方々もアンケートに書かれた子ども達の素直な声を聞き、興味深そうに、真剣にご覧になっていました。 こうした子ども達の声を叶えるために、 子どもたちの声を叶えるために、どんな身近な大人と協力できるか考えてみます。 「水引きの先生」「炭焼きの先生」「アームレスリングの経験がある人」など、身近な親戚や知人をはじめ、地域ならではのプログラムができそうな人も発見できました。 普段から、大生院小学校アフタースクールでは、料理体験など、地域も巻き込んだプログラムを行っているそうで、放課後に子どもたちに楽しい時間を過ごしてほしいという職員の方の想いが伝わってきました。 参加してくれた子どもたち、大生院小学校アフタースクールの皆様、吉田選手、樽井選手、田中選手、本当にありがとうございました!