こんにちは!2018年 12月27日、茨城県つくば市のみどりの学園児童クラブの子どもたちに、ドッジボールプログラムを届けてきました!
会場の体育館で、子どもたちを出迎えてくださる先生たち。いかにも強そうな先生たちのオーラに、子どもたちは「強そう」「かっこいい」「本物の日本代表だ」とそわそわドキドキ。
今日の先生は、日本代表の小川明日香先生、岩田晴世先生、野房左近先生、真中紗里先生、石毛花歩先生の5人です。先生の「日本を代表していつも世界を相手に闘っています」というお話を聞いて、みんな一斉に尊敬のまなざしを送ります。プログラムへの期待が、ますます高まってきた様子!
まずは先生たちがデモンストレーションを見せてくれました。座っている子どもたちの頭上を、ものすごい速さでボールが往復!耳元でビュ!ビュ!と音がするスピード感に、「うわあ!」「速すぎる!」「当たったら痛そう」とみんな感動。そんな高速のボールをバシッと受け止める女性選手を見て、「私もやってみたい!」「あんなふうになりたい」と憧れる女の子もいました。
では、さっそく練習開始。最初に習ったのは、ドッジボールの基本動作のひとつ「投げる練習」。 狙ったところに投げるための足の使い方、腕の動かし方のポイントを教わったら、まずは ボールなしで正しいフォームを何度も練習。コツをつかんできたら、 先生に向かって実践練習!
最初はうまく投げられなかった子も、回数を重ねるたびにどんどん飛距離が伸びていきます。先生たちが口々に「足を使って!」「腕はもっと大きく動かして!」とアドバイスをしてくださり、みんな「こうやってやればいいんだ!」「投げ方が分かった!」とニコニコの笑顔。やる気もぐんぐんアップしていました。
プログラム開始前に、「ドッジボール、あんまり好きじゃない」と話していた女の子も、最後は「もっと投げたかった~」とうれしそうに話してくれました!すごい成長だね!
しっかり投げられるようになったら、次は「取る練習」。 ボールに対して体を真正面に向け、両手でしっかりキャッチすることが大切です。「手じゃなくて体で受けるんだよ」というアドバイスに、みんな「そうだったんだ」と納得の様子。
そして先生が投げるボールを順番にキャッチします。最初は手で受けようとしてうまくいかなかった子も、「体を使って!」「おなかで受けてごらん」と言われてトライすると、見事にキャッチ成功!あんなに早いボールを投げる代表選手の球を受けられるなんて、よくがんばったね。
練習のあと、先生たちに「投げるのも取るのもすごく上手になったね!」「コツをつかむのが早いよ」とたくさんほめてもらい、子どもたちは大満足の表情でした。
後半、練習の成果を発揮するときがやってきました!お楽しみの試合です! チームごとに、今日習ったポイントをしっかり確認し合ったあとは、「さあ、勝つぞ!」「エイエイオー!」試合スタート!練習で自信がついたようで、どの子も積極的にボールを受けにいき、投げています。応援の子が「体で受けるんだよ!」「足を使って投げて!」と、今日習ったことを忠実にアドバイスしている姿がすばらしかったです。
女の子も男の子と同じように、積極的に前に出て大活躍!あっという間の5分間に、みんな「もっとやりたい~」「もっと投げたい!」「楽しすぎる」と口々に話していました。
子ども同士の試合の後は、なんと、先生チームと子どもチームの試合です! 「日本代表と試合ができるなんてすごい!」と、子どもだけでなく、見ている大人も興奮が抑えられない様子。
じゃんけんで勝った子どもたちでチームを作り、さっそく試合スタート。積極的に先生を狙ってどんどんボールを投げますが、さすがは代表選手!軽々とかわしたり、しっかりキャッチしたり。遠くにいる子どもにも、正確にボールを投げてばっちり当てています。
子どもたちはみんな「がんばれー」「負けるな!」「逃げないで!」と大きな声で応援。中には、「かっこいい」「すごい」「投げ方がきれい」と、先生にうっとり見とれる子も。
最後は子ども全員当てられてしまい、先生チームの勝利!「でもみんな教えたことをしっかり守れていたね!」「球が速くてびっくりしたよ」「次は勝てるね」と先生にうれしいコメントをたくさんもらって、みんな負けても弾ける笑顔を見せてくれました。
楽しい時間はあっという間。プログラム終了の時間です。最後は大きな声で「ありがとうございました!」とご挨拶。
先生たちからは「私たちがドッジボールを好きになったのは、みんなと同じ小学生のときでした。そこから練習を重ねて、今、このように選手として活躍することができています。みんなもやりたいことが見つかったら、全力で頑張ってね。きっと夢は叶うから」というアドバイスをいただきました。
こちらは午後の2回目のプログラムの様子。今度のメンバーは1,2年生。
これは、最後のスペシャルイベント、先生チームとの試合に出られる子を決めるじゃんけんの様子。どうしても出たくて、負けて泣いてしまう子も…。それほど真剣に参加してくれて、とてもうれしかったです。
短時間でも、みんな一生懸命練習して、みるみるうまくなっていく姿がとても印象的でした。これからドッジボールをするときは、今日のことを思い出してくれたらとてもうれしいです。
プログラム終了後、先生たちの周りには子どもたちが駆け寄り、「楽しかった!」「また来てほしい!」と口々に伝えてくれました。