「プロのパティシエさんと一緒にケーキを作ってみたい!!!!」
今回はそんな夢を叶えるために、9月11日 長崎県にある離島“五島列島”まで行ってきました!!出来上がったケーキがコチラ!!とても素敵でしょう??
子どもたちがもつ様々な夢。それをケーキの上に再現し、そのケーキを家族で囲みながら一家団欒をする…とても素敵な時間が生まれること間違いなしですね!!
ドリームケーキプロジェクトというチームを結成し、普段から子どもたちの“夢”を応援している、レ・シュー の倉内さん、パティスリーメルシー の寺内さん、内田さん、平さん。鎌倉と宇都宮から五島列島に集結です!!
五島列島の子どもたち、
【パティシエ、新聞記者、テニス選手、野球選手、家族を大切にしたい!、動物と幸せに暮らしたい】等々、様々な夢をもっていました。事前に絵を描いてもらっており、それをマジパンというもので形にしていきます。
マジパンとは、アーモンドと砂糖をよく練り混ぜ捏ねたもの。最初は決まった色が用意されていますが、絵の具と一緒で混ぜてみると…あら不思議!!キレイな色が出来上がります。
それにしても、平面の絵から、立体にしていくのは、なかなか難しい…
「机が立たないよ~…どうしたらいいの?!!」と先生に聞くと優しく教えてくれます。
秘密兵器なのが、パスタ!!! しっかり立たせたいものには、パスタを入れてしっかり固定します!!面白いですね~!!
「目を可愛くするにはどうしたらいいんだろう?」と聞くと、
「目は、マジパンで作ってみてもいいけど…先の丸い部分で軽く押すと、可愛い跡がつくからやってみてごらん!」と。
確かに…口元も、細いペンのようなもので跡をつけていますね。
ちなみに、こちらは先生がプログラム前に見本で作ってくれたもの!!
保護者の方もたくさん見学に来てくれていたのですが…素敵なケーキに思わず笑みがこぼれていました。
作成途中では、
「●●ちゃんの夢、素敵だね!!」
「顔が上手にできてる~、すごい!どうやって作ったの?」
「将来、歌手になりたいんだ~知らなかった!!」
「この料理人さん、ハンバーグ上手に焼いているね!●●ちゃん、料理人になりたいんだ~!!」と、
自分たちのケーキを目の前にして、夢の話に花が咲いていました。
お話ししながら作る子もいましたが・・・
とても真剣な表情で無我夢中で作る子も…新聞記者になって、新聞を作りたいそうです。自分が作った新聞を読んでくれている人を想像しながらケーキを作りました!
家族の幸せを願っている子も…!!
1人1人の顔に命が吹き込まれ、今にも喋り出しそうないい表情をした4人家族が仲良くケーキの上に並んでいます。最後に、チョコペンでメッセージを書くまで妥協しません。見てください、この真剣な眼差し!
マジパンでの作成も難しかったけど…最後の仕上げ!
ペンで等間隔にドットを描いていくのも難しい…
あまりに上手な手つきに、倉内さんも感心していました。
「いいよ、いいよ~。上手だね。いい色づかいだね。」とたくさん褒めてもらいました。
最後に子どもから、「家に持ち帰って、自分の夢について話しながらケーキを家族で食べたいです‼」とのコメントを貰いました。
まさに“ドリームケーキプロジェクト” が大事にしていることが、子どもたちに繋がりました。
夢をもって、その夢を胸をはって語れる子、そしてその夢を周りのみんなが応援できる…これ以上素敵なことはないのではないでしょうか。
出来上がったケーキを自慢げに見せてくれる子、家に帰って自慢するんだ~と言っていた子。自信をもって、自分の夢について語るって…とても素敵なことですね。
勉強会では、「地域を巻きこんだ放課後づくり」について、8名の方と一緒に考えました。
五島列島では、地域の方と一緒に子育てをしていく…というのがごく普通のことで、「あ~美容師さんね…声かけてみればいいのね⁈」と、子どもたちが「やってみたい!」と言っていることは、比較的すぐに実現できそうな様子でした。
ただ、普段から“子どもの声に耳を傾ける”といったことはなかなか難しいようで…今回、「もっと子どもの意見を聞いて尊重してあげたいと思った。」というご意見を頂戴しました。
「ペットショップで働きたい!」という声に対しては、「保護猫と一緒に過ごすというプログラムがあったら素敵だな~」とスタッフさんから意見が出ました。
なかなか日々忙しいと、子どもの声に耳を傾けてみる時間はないかもしれませんが…色々な地域の方を巻き込んでいるからこそ、子どもの声がとても面白いヒントになって新たな地域の方に声をかけるキッカケになるかもしれませんよね…!???
1つでも多く子どもたちの「やりたい!!」が、地域の皆さんの力で叶えられることを祈っています。
パティシエの先生方、今回集まってくださった皆様、本当にありがとうございました!