今回お届けしたプログラムは、「世界に広がる!けん玉プログラム」です。
大阪府天童市の児童クラブさんと、けん玉パフォーマーである秋元悟先生を講師にお迎えして、けん玉を通して好きなことを続ける大切さを学ぶことができました。
日本の昔遊びの一つである「けん玉」。実はルーツはフランスにあると言う説もあります。
現代では世界各国で楽しまれている遊びですが、今日は子供たちがチャレンジします。
今回のプログラムを通して、コツを掴んで練習をたくさんすれば、自分の特技にすることができると知りました。
まずは、今回の講師であるけん玉パフォーマーの秋元先生から自己紹介。
先生は、2014年に行われた 世界けん玉ワールドカップで3位になり、テレビ番組「イッテQ」では10連大皿を成功させて話題になりました。
今回は初級、中級クラスを行います。
大皿、小皿、中皿の順番で始めます。子どもたちは、プログラム前から既にけん玉を始めていて、「もしかめ」がもうできている子もたくさんいます。
初めてけん玉に触った子も負け時と練習を繰り返します。
ここで先生から、けん玉が上手くなるコツを教わります。
①親指と人差し指で挟む
②膝を使ってリズムを取る
③玉は真っ直ぐお腹の前で乗せる
みんな一生懸命に、教わったコツを取り入れて練習します。
膝を使ってリズムを取るのが難しい、と子どもたちが苦戦していると、「1、2、3のリズムで膝を曲げると上手くできるよ」と言われ、それぞれが習得のため頑張ります。
次に前例と後列の子を入れ替えて、先生がアドバイスをします。
横から玉を上げるコツをつかむようにアドバイスを受け、それまで玉が入らなかった子も入るようになります。
また、左足を前に出すことで成功する子も出てきました。
■みんなが練習した技を先生に見せてみよう!
先生が、「さっきよりもすごくよくなってるから、力を抜いてもう一回やってみよう。」と言って、それを聞いてすぐ試します。
プログラム序盤から比べると、格段に上手になっています。みんな頑張ったね!子どもたちからこんな質問が。
けん玉の中で一番難しい技は何ですか?
「けん玉はけん先に入れるだけじゃなくて、色々な場所に乗っけることができるから、難しい技はどんどん開発されてる。だからたくさん新しい技に挑戦するよ。」
最後に先生からみんなに一言。
「何かに興味が出たらどんどん続けていって、もっと好きになってね。友達と勝負したりして楽しみを増やすことでもっと好きになれるよ。」
先生の好きなことに対する熱いメッセージを届けることができました。
これからもけん玉を通して、好きなことを続けることが、自分の強みになるんだということを、全国に届けたいと思います。