8月10日、熊本県益城町の飯野小児童クラブにて天文学普及プロジェクト代表の高梨直紘先生を講師にお招きして宇宙のプログラムを実施しました。
1年生から4年生までの18名の子ども達が参加してくれました。
気温35度を超える暑い日でしたが、集まった子供たちは元気いっぱいでした!
さあ、最初に先生から子供達に質問。
「宇宙ってどんなところだろう?」
「宇宙には何があるのかな?」
「地球が見えるところ!」「ブラックホール!」「月!」・・・
先生の手が追いつかないくらい色んな言葉が出てきます。
4年生になると「海王星」や「冥王星」といった難しい名前も知っていました。
しっかり学校で勉強したんだね!
2つ目の質問は、
「太陽と地球ってどっちが大きいんだろう?」
「太陽が大きいと思う人」という声に対して多くの子どもたちが手をあげました。
ところが、「え、地球からあんなに小さく見えるのに?」と先生が付け足すと、意見を変える子ども達も・・・
先生からの種明かしです。
「太陽が10cmのソフトボールだとしたら、地球は1mmの砂粒くらいの大きさなんです」
実際に先生がソフトボールと小さな砂粒を持って比較すると、
「地球ちっちゃい!」「見えないよー!」という声が飛び交いました。
さあ、次は太陽系の惑星の大きさ比べです。
アシスタントの徐(ジョ)先生が、惑星を持って回ると、みんな集まって興味津々に眺めます。
太陽系の惑星の距離比べも、高梨先生特製の紐を使って行いました。
水星・金星・地球・火星までは近いけど、その後からは離れているんだね。
子ども達の代表が惑星役になり、指示された場所に立ってくれたおかげで、他の子どもたちもイメージできたようです。
最後はプロジェクタを使ってプラネタリウム。
普段見ることのない映像がたくさん出てきて、子ども達も興味深そうに見ていました。
なんと、「UFOを見たい」というリクエストにも、先生は応えて下さいました!
「大人も正体が分からないから、未確認飛行物体(UFO)と呼ばれているんだよ。
みんなの中で、この正体が分かる人がいたら教えてね。」と高梨先生。
将来UFOの謎を解き明かす人がこの中から出てくるかもしれません!
「宇宙のことを沢山知ることができて、面白かった」という感想に、先生も満足そうでした。
最後に集合写真を撮り、プログラム終了。
暑い中お越しくださった高梨先生、徐先生。
震災のなか「子ども達に元気になって欲しい!」といち早くプロジェクトにご応募いただいた飯野小児童クラブのスタッフの皆様。
お世話になりました。
ありがとうございました。