「できる!できる!」「頑張れ…!」
子どもたちの一生懸命に取り組む声があふれた、今回の「世界に広がる!けん玉」プログラム。
けん玉に対する熱い想いとお友達に対する温かい気持ちから生まれた子どもたちの物語をご紹介いたします。
今回は岡山県岡山市鯉山小学校のりざんきらきらクラブにお邪魔し、プログラムをお届けしてきました。
11月に行われる地域のイベントにけん玉パフォーマンスをするという子どもたち。
そのパフォーマンスでも使うポップな曲に合わせて、秋元先生が「もしかめ」で登場!
世界各地で大活躍の秋元先生。
けん玉が日本文化として世界に注目されていることを教えてくれました。
今日はけん玉の検定に挑戦します。
最初に先生がその検定の技を見せてくださいました。
子どもも大人も釘付け。
「飛行機」や「日本一周」、「世界一周」など難しいワザを次々と披露してくれました!
「うわー!」「すごーい!!」と歓声と拍手がやみません!
子どもたちはけん玉の世界げどんどん引き込まれていきます。
次は子どもたちの番です。 愛用のマイけん玉を取り出し、練習スタート!
普段からけん玉を練習している子も多いとのことですが、やはりここは基本からおさらい!
持ち方やけん玉の位置、リズムを先生に教えていただきます。
先生のアドバイスをまっすぐな目で真剣に聞いている子どもたち。
「できたー!」「3回連続でできた!」
子どもたちの姿に触発された、りざんきらきらクラブの先生たちも一緒に楽しみます!
さぁ、いよいよ級位検定会の時間に…!
みんな10級から挑戦し、10回中1回成功すれば、次の級へチャレンジができます。
「1級目指す!」「よし、もう1回練習しておこう」とみんな気合は十分です!
「本番、かまえ!」
低学年の頑張っている姿に、高学年のお兄さんも「いいよ、いいよ!その感じ!」と応援。
お姉さんたちも「頑張れ…!」と見守っています。
級が上がってくると、子どもたちの表情にも不安と焦りが見え始めます。
「うわー…緊張してきた」と胸を押さえることも。
でも、周りのお友達の「頑張れ!頑張れ!」「落ち着いてー!」の声が背中を押してくれます。
ついに2級、1人の男の子が挑戦者として残りました。
見事クリアし、大人たちが「じゃあ、今日は2級までで終わりにしよう」と言い始めた瞬間、
「やったらいいが!」
「そうだよ!やればいいが!」
自分の挑戦を終え、応援に回っていた子どもたちが一斉に声をあげました。
その子どもたちの声を受け、「よし、じゃあやろう」と先生が1級の技を教えてくれました。
1級は「灯台」1回と「もしかめ」50回をクリアしなければなりません。
先生からコツを教えてもらって…
なんと1発で成功させ、見事1級合格者になりました!
「やったー!」「すごい!!」「さすが!〇くん!」
応援のみんなも自分のことのように喜び、拍手喝采を送りました。
最後に、先生が様々なけん玉のパフォーマンスを見せてくださいました。
ひもなしのものやビッグサイズのものなど、子どもも大人も大盛り上がり!
お友達と一緒にけん玉に夢中になった90分。
プログラム終了後、先生のサインを求めた子どもたちの長蛇の列ができました。
先生との出会いとこの体験が子どもたちのこれからの未来につながってくれたら嬉しいです。
お世話になりました秋元先生、鯉山小学校りざんきらきらクラブの皆様、本当にありがとうございました!
*
勉強会には、午前中のプログラムも見守って下さった支援員の皆様に保護者が加わった合計10名で行われました。
普段から、多く地域の方々を呼んで子どもたちのためにプログラムを実施していたので、参加者の皆さんにも、私たちが大事にする「市民先生」の考え方を理解してくださりながら、勉強会が進んでいきました。
実際に、「知り合いにいるトランプ・マジックの先生を呼ぼうか!」といったアイデアが出たり、本日お越し頂いた住友生命の皆様(内1名は、ご自身のお子様をりざんきらきらクラブに預けていた保護者でもありました!)も一緒になって、地域のつながりをさがしてくれました。
また、事前に取った子ども達のアンケートには「遠出したい!(東京といった具体的な地名も)」といった声が多数ありました。そんな子ども達の声を受け、「中々遠くへ連れていくことは難しいけど、埼玉に詳しい知り合いがいるから、遠出をしたい子ども達のためにご当地プログラムをやってみようか!」など柔軟に子ども達の声を叶えようと前向きに考えてくれました。今日の勉強会が、もっともっと地域で支える放課後づくりにつながれば嬉しいなと思います。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!