「できた!」「集中、集中、頑張れ!」
子どもたちの一生懸命な声とお友達を応援する声であふれた、今回の「世界に広がる!けん玉」プログラム。
夢中になってけん玉に取り組んだ、城南児童仲良しクラブの子どもたちの様子をご紹介いたします。
普段から、クラブ独自のけん玉検定を実施しているとのことで、
学校から帰ってきた子どもたちは「今日、けん玉だよね!」と楽しみで仕方ない様子。
プログラムが始まる前から、クラブのけん玉で練習している子がたくさんいました。
もちろん、今回初めてけん玉に取り組む子もいます。
さぁ、プログラムのスタートです!
先生が検定の技を見せてくださいました。
夢中になってどんどん前のめりになってくる子どもたち…!
「ろうそく」「とめけん」と披露しながら紹介してくださったのですが、たくさんの子が技の名前を知っていることに先生もびっくり!
その名前の多くは、見た目と動きが由来であることを教えてくださいました。
練習開始前に先生から「大皿を成功させるポイントは?」という質問が。
子どもたちからは「膝を曲げる!」「高さ!」と次々と意見が飛び交います。
先生から「ガチャンと大きな音が出ないようにね」とお手本を見せていただくと、
「やさしい音だ」とポロっと男の子が言いました。
いよいよ練習開始!
みんな真剣な表情です。
成功させると「できた!」「乗った!乗った!」と大興奮!
今回初めてけん玉に挑戦する子は、なかなかできずに悔し泣き。
でも先生やお友達のアドバイスで、なんとかできるように!
どんどん自信が出てきて笑顔が増えていきました。
いよいよ検定の時間です。
検定は10回中1回成功でクリアというまさに自分との闘い。
「よし、頑張ろう!」とお友達とハイタッチでやる気十分!
かまえて、さぁいざ挑戦!
子どもたちは一気に真剣な表情に。
「よっしゃ!」「できた!」とガッツポーズ!
10回目最後のチャンスで成功した子からは、嬉しさと安心したようなほっとした表情がこぼれます。
検定中は、子どもたちからの「大丈夫!まだあと2回あるよ!」「集中!集中!」「頑張れ!落ち着いてー!」といったお友達を応援する声もたくさん聞かれました。
次々と級が上がり、ついに1級。
2人の男の子が挑戦者として残りました。
そしてなんと見事成功!
秋元先生から2人に1級の証明書が手渡されました。
最後に秋元先生のスペシャルパフォーマンスです!
ビッグサイズのけん玉や、10個のけん玉がつながった長いけん玉など、見たこともないけん玉に子どもたちは大興奮!
「すごーい!」「けん玉カッコいい!!」
とたくさんの子どもたちがけん玉に夢中になりました。
プログラム終了後、さっそくクラブのけん玉を取り出し、練習し始める子たち、
ギリギリまで先生にコツを聞く子たちがたくさんいました。
そして、「けん玉チャンピオンになりたい」「けん玉を練習して小さい子に教えたい」「先生みたいにけん玉上手になりたい!」という声がたくさん聞かれました。
今回のこの出会いと挑戦が、子どもたちのこれからにつながってくれたらとても嬉しいです。
お世話になりました、秋元先生、城南児童仲良しクラブの皆様、ありがとうございました。
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ほうかご勉強会には、スタッフ4名の方が参加してくださいました。
コーヒーを飲みながらのアットホームな勉強会となりました。
城南児童仲良しクラブさんは、年に一度の親子プログラムのために、毎年様々なお知り合いから市民先生を探していらっしゃるとのこと!
工業高校の高校生に、文鎮作りや凧作りのプログラムをお願いしたり、
地域のおばあちゃんにお料理教室をお願いしたりと、
子どもたちの体験のために、普段から地域や学校とつながっている皆さん。
今回は子どもの声も聞いてみたところ、
「理科実験をやりたい子がいるから探してみたいね」
「デザイナーさんとかいるかな?」
「パソコンの先生もいるといいなぁ」と子どもの声を叶えよう!と
次のプログラムにつながる時間となりました。
これからも城南児童仲良しクラブさんに地域とつながった楽しく豊かな放課後が生まれることを楽しみにしております。