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未来のプログラム「夢へのキャッチボール」@長崎県長崎市

プログラム 未来

日本全国に大寒波が押し寄せてきた1月14日(土)に、長崎市の小江原小学校の校庭で「夢へのキャッチボール」プログラムを実施して参りました!

時折、雪がちらちら舞う中でしたが子どもたちは元気いっぱい!

「寒い~」と凍える大人と対照的に、半袖(!)姿の強者もいました。

校庭を走り回って体を温めたら、いよいよプログラムの始まりです!

先生は、現役時代ヤクルトスワローズや中日ドラゴンズで投手として活躍されていた川崎憲次郎さん!

「プロ野球選手をしていました」と先生が自己紹介すると、みんな「すごいっ」とざわざわ。

①開始!

「プログラムが終る頃には、前より遠くに投げられるようになったり、うまくキャッチができるようになったり、といった変化が起きるかもしれないよ」

魔法の言葉のような先生の言葉で、子ども達のやる気スイッチはONに。

 

まずは、ボールに慣れる練習から。

1人ずつボールを持って、体の真正面で右手から左手、左手から右手にボールを持ち替えます。

③ボールを体の前で

慣れてきたら、次は背面で。

その後は、両手を上にあげて頭の上で。

④ボールを頭の上で

最後は股下を前から後ろ、後ろから前と動きに変化をつけて、ボールを受け渡ししていきます。

キャッチボールはボールをしっかり捕らえることも大切です。

最初はできるかな、、、と慎重にやってみても、出来るとどんどんスピードをあげていき、ついボールを落としてしまいます。先生から「しっかりボールを掴むことが大事だぞ!」と言われて、基本に立ち返って、着実に練習する子も。

 

さぁ、ボールに慣れてきたら次はセルフキャッチの練習です。

まずは、地面に向かってボールを投げて捕るバウンドキャッチです。

⑦取りやすく弾ませるって難しいけど楽しい

バウンド1回のキャッチが成功したら、2回、3回、、、、と挑戦します。

みんなボールを見る目が真剣!

5回バウンドまで出来た子もいました。

 

地面の次は、空に向かってボールを投げてキャッチする練習です。

⑧今度は上に投げてキャッチ

ポーンと上に投げても、背中側にボールが落ちてしまったり、、と地面に向かって投げるよりもキャッチが難しくなりました。取り損ねたボールをダッシュで取りに行ってはまたボールを投げて、、、と繰り返し練習しました。

すると、段々、捕りやすいボールを投げられる子が増えてきました。

何度も失敗していた子がキャッチ出来た瞬間を目にして「出来たね!」と声をかけると、とても嬉しそうな笑顔を返してくれました。

 

みるみる上達していく子どもたちに、川崎先生も「君たちセンス良いなぁ」と感心され、特別練習メニューとして背面キャッチも加えてくださいました。

⑨なんと背面キャッチまで!

セルフキャッチボールの練習をたっぷりした後は、2人1組になってのキャッチボールの練習です。

先生に投げる時の姿勢、投げ方について教えてもらい、まずは地面にボールを転がすゴロから始めます。

⑩いよいよ2人でキャッチボール 最初はゴロから

捕る相手のことを忘れてしまい、速く投げることだけに集中するとボールは思わぬ方向に転がっていきます。

「キャッチボールだから、相手が捕りやすいところに投げることが大事だぞ!」と先生から指導が入ります。

⑪バウンドキャッチボール

何度も何度も練習することで、段々場外に転がっていくボールの数も減ってきました。

また投げる時に地面を見ていた子が、相手の顔を見て投げるようになるなどの変化も見られました。

しっかりボールを捕れるようになると、球にもスピードが出てきて、見ていて惚れ惚れするキャッチボールが其処かしこで行われていました。

 

最後に先生とキャッチボールをする、、、その前に、先生にキャッチボールの見本をみせていただきました。

先生の球は、相手の人が捕りやすいところに投げ込まれました。

⑬先生のお手本キャッチボール

「投球とキャッチボールは違うぞ。キャッチボールは相手が捕りやすい球を投げることが大事だ」と再度先生から指導をいただき、いよいよ最後の練習”先生とのキャッチボール”です。

⑭総仕上げ!先生とのキャッチボール

「みんな凄いな!」と先生が驚きを隠せないほど、みんな良い球を先生に投げていきます。

キャッチするのに先生がほとんど動かなくて良いほど、先生が捕りやすいところにボールが次々投げ込まれました。時々、力んでしまって明後日の方向にボールが飛んでいってしまうこともあったけど、「いまちょっとおかしかったな」と自分で気づいているから凄い!!

 

 

「俺は君たちと同じぐらいの頃から野球選手になりたいと思って、ずっと思い続けて、一生懸命練習をして、夢を叶えました。夢を叶えたことが、自分の自信になっています。今夢がある人も、まだ見つかっていない人も、夢をどうやったら叶えられるか一生懸命考え、取り組んで叶えてください。」

最後に先生からメッセージをいただき、プログラムは終了となりました。

⑮先生からのメッセージ

 

参加してくれた皆、今日の皆はとっても一生懸命でした。

いつか自分の夢がみつかった時、今日のことを思い出して一生懸命になって欲しいなと思います。

友達同士で声を掛け合って練習をしている姿を見て、皆は自分以外の人のことを大切に思える素敵な心を持っているなと感じました。学童や学校で、またキャッチボールしてみてくださいね!

⑯集合写真

応募してくださった三村先生、ボール拾いに協力してくださった先生や保護者の方々ありがとうございました!

 

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