みなさん、こんにちは!
関西には、大阪市に関西空港が、兵庫県伊丹市に大阪国際空港(伊丹空港)、神戸市には神戸空港があります。3拠点も飛行場がある関西に、今回は、ANAグループの方々を先生に迎えて、大阪市の喜連東小学校いきいき活動にプログラムをお届けしてきました!
当日は、喜連東小学校の低学年を中心に64名の元気いっぱいな子どもが集まってくれました!
先生は、パイロット、客室乗務員、整備士、グランドスタッフ、グランドハンドリングさんと、飛行機にまつわる仕事をしている方々です。
みなさん、ピシっと決まっていて、かっこいいですね~。
先生方が登場したとたん、子どもたちの表情が、「うわー!」「すごーい!」と一気にキラキラと目が輝きだしました。
先生たちの自己紹介のあと、世界中の空を飛ぶ飛行機の運行にかかわるお仕事について、みんなでビデオを観ながら勉強しました。
子どもたちはずっと画面を見つめ、真剣そのものでした!ちゃんと三角座りして、楽しみにしていたのが姿勢に表れていますね!
勉強のあとは、仕事体験スタートです。
6つのグループに分かれて「グランドハンドリング」「制服を来てのフォトセッション」「客室乗務員」「グランドスタッフ(旅客係員)」「整備士」「パイロット」のブースを順番に回ります。
まずは「グランドハンドリング」。
飛行機の操縦席からは前方はよく見えますが下や横はうまく見えません。地上にいる飛行機を動かすためには助けが必要です。
そこで、地上にいるマーシャラーという誘導係が、オレンジ色のパドルを使って飛行機を誘導していきます。
みんなも実際にパドルをもって体験です!
「ストーップ!」
ちゃんと飛行機を止められました!
先生からは「上手!」「バッチリ!」の声が飛びます!子どもたちは、褒められてニコっと満面の笑みです。
続いて「制服を着てのフォトセッション」。
パイロット、客室乗務員、整備士のユニフォームに着替えて写真撮影をしました。
初めて着る制服にとまどいながらも、スタッフさんの手を借りながら着替えていきます。女の子の中には、整備士のユニフォームを着る子たちも!
はい、チーズ!! 女の子は手を前に重ねてね、男の子は親指を立てて、と先生からのアドバイスをちゃんと守っていました!
女の子は、客室乗務員の時はしなやかに、パイロットや整備士の服を着た時はピシっと表情も引き締まりと、制服が表情まで変えていたことに驚きです。
次のブースは「客室乗務員」のお仕事体験です。
エプロンを着てお客様にドリンクをお出しします。
「コーヒーになさいますか?それともお茶がよろしいですか?」
飛行機は突然揺れることがあります。ドリンクをこぼさないように、慎重にコップをお客様に手渡ししなくてはいけません。お客様の目線までしゃがんで、そして笑顔で話しかけて!ん~、バッチリですね!気持ちもすっかり客室乗務員です。
救命胴衣の着用も体験しました!
空の安全を守ること、そしてお客様の命を第一に考えることが航空会社にとって一番大切なことです。
先生から、着方、そして使い方まで教えていただきました。これで、本当に飛行機に乗って何かがあっても、バッチリですね!
つぎは「グランドスタッフ(旅客係員)」の体験です。
空港にある手荷物カウンターで、お客様から大切な手荷物をお預かりします。行き先の空港名が書かれたタグをお客様のバッグに貼り付けていきます。航空券を見て、「あ!本物のチケットだ!」と子どもは大喜び。
こちらは「整備士」のお仕事体験です。
レンチやラチェットといった本物の工具を使い方や飛行機の整備の仕方を先生から教えて頂きました。
みんな真剣なまなざしで整備作業に取り組みます。
最後に「パイロット」のブース。
飛行機のコクピット内部の様子や、操縦席の窓から見える綺麗な景色などの写真を見せてもらいながら、世界の空を飛ぶことの楽しさと責任の大きさを教えていただきました。中には画面に見入ってうっとりする子どもの姿も。気分はもう、パイロット?!
6つのブースを全て体験したあとは、教室に集まって質問コーナーです。
実際に体験したことで、いろいろな疑問が湧いてきたようです。
「どうしたらパイロットになれるの?」
「どうして飛行機の窓は小さいのですか?」
「飛行機の機体番号にはどんな意味があるの?」
一つひとつの質問に、先生方が丁寧に答えてくれました!
最後にみんなで記念撮影。
「はい、チーズ!」
ANAの先生方に元気にお礼を言ってプログラムは終了。
今日一日の体験を通して、みんな「空飛ぶシゴト」への夢が広がったようです。
今回参加してくれた喜連東小学校いきいき活動の皆さん、ANAグループの先生、本当にありがとうございました!