こんにちは!
放課後NPO関西の岩佐です。
春が近づいてきたことを感じる暖かな日に、佐賀県唐津市の長松放課後児童クラブの子どもたちに「宇宙のプログラム」を届けて参りました。
ちょうどこの日は小学校の卒業式。
少し早めに到着した私たちに、児童クラブの子どもたちから「こんにちは!」の元気な挨拶を沢山貰いました。
事前準備をしていると、、、、、なんと男の子2人が「何かお手伝いしようか?」と声をかけてくれ、沢山お手伝いしてくれました。2人とも、ありがとう!とっても助かりました!
スタート時刻の20分前には子どもたちが全員揃い、プログラムの開始をまだかな、まだかなと待っていました。
早めに集まってくれたみんなにサービス!予定時刻より早い時間にプログラム開始です!
本日の先生のご登場!
理学博士の高梨先生です。
まずは先生から子どもたちに質問。
「宇宙って知ってるかな?」
ほとんどの子の手が挙がりました。
その後、「宇宙に関すること知っている人いるかな?」という先生の質問にも沢山の手が挙がりました。
”恒星”
”宇宙線”
”ダークマター”
など、先生も驚くほど専門的なことを発表してくれた子も沢山いました。
続いて、高梨先生から地球が属している太陽系について教えてもらいました。
先生からクイズが。
「太陽がこのボールの大きさだとしたら、地球の大きさはどのぐらいだと思う??」
正解は秘密にしますが、子どもたちからは大きな驚きの声があがりました。
太陽の周りを公転している8つの惑星について、大きさや、太陽からの距離などを教えてもらった後、教室の中に太陽系を再現することに!
惑星役は、8人の4年生です。
先生がロープを伸ばしながら、教室の中を歩き、途中途中で「ここに水星役の人立ってね」「ここに地球役の人立ってね」と惑星さんたちに指示をしていきます。こちらは、太陽に近いほうから水星・金星・地球・火星
お次は木星。
木星は大分遠いことが分かります。
木星からぐるっと皆の周りをまわって、やっと土星・天王星・海王星が出てきます。
みんな、「すごい遠い~」「最初の4つはお隣さんと近い~」などまたまた驚きの声をあげていました。
ここで一旦休憩です。
休憩の間に、みんなは先生が用意してくれた惑星の大きさを模したものに興味津々。休憩の間中人だかりが絶えませんでした。
さぁ、後半は高梨先生が皆を宇宙旅行にいざなってくれます!
暗くなった部屋の中、みんなはこれから何が始まるのかわくわくしています。
地球を飛び立ち、宇宙旅行がスタートします
詳細はお楽しみにしていただきたいので、写真の掲載は控えますが、宇宙の旅は太陽系を超え、太陽系が属している銀河系をも超え、最終的に現在わかっている宇宙の果てに辿りつきます。旅の途中で先生が、いろんな惑星に立ち寄ってくれます。謎の多いブラックホールにも立ち寄りました。
旅の間も子どもたちから「うわ~」「すごい」という驚きの声が続々と出ていました。
子どもたちだけでなく、大人たちも引きまれる宇宙旅行の後は、高梨先生への質問タイムです。
たくさんの手が挙がりました。
「うずまき以外に銀河にはどんな形がありますか?」
「人はどうやって誕生したんですか?」
「アンドロメダ銀河が近づいて来たら地球はどうなりますか?」
「火星と地球がぶつかるとどうなりますか?」
等々、沢山の質問に先生は一つ一つ、映像や資料を見せてくれながらわかりやすく説明してくださいました。
宇宙のことを沢山知っている高梨先生だからこそ、のわかりやすさと詳細な説明に、子どもたちも最後まで集中力が途切れることなく引き込まれていました。
まだまだ宇宙には解明されていないことが沢山あります。
先生が今回のプログラムの中で時折「ここはまだわかってない部分なんです。みんな、頼むよ」と子どもたちに声を掛けられていました。
将来、宇宙の謎を解き明かす子が、参加してくれた子の中から現れるかもしれません。
長松放課後児童クラブの皆、宇宙のことを沢山知っているみんなにとっても感心しました。
今回高梨先生から教わった宇宙のことを思い出して、時々空を見上げてみてね!
事前準備からたくさんご協力くださいました、児童クラブの先生方、ありがとうございました!