記憶に新しい台風19号で大きな被害を受けた岩手県久慈市に、今回スミセイアフタースクールプログラム「宇宙の未来」をお届けいたしました。本物の宇宙にワーーープ!!!したかの様な臨場感ある体験に、 子どもたちの世界もどんどん広がっていきす。 その様子をご紹介いたします。
この日は、久慈市の各地域から子どもたちが集まった地域イベント。 「はじめまして」の子ども同士も多く、少し緊張気味にプログラムがスタート。 普段は大学生に宇宙について教えている先生の登場で、子どもたちもドキドキです! 「みんな、宇宙について何か知っていることありますか?」 と、先生が質問をすると、それまで静かだった子どもたちの発言が止まりません! 「かみのけ座!」「ブラックホール!」 なんともマニアックな回答もたくさん! 中には熱心にメモをとっている子も! 宇宙好きな子どもたちが集まってくれていたんですね〜 子どもたちの知識にびっくりした先生も、そこから色々な知識を教えてくださいます。
地球の周りにある代表的な星が分かったところで、 次は、それぞれの星の大きさや距離を体感してみます!
「太陽をこのボールの大きさに縮小すると、地球の大きさはこれくらいです」 て、先生!「全然見えませーーーん!!!」 授業でも勉強していたけど、こうして実際に大きさを現して比べてみると、全然違うのがよく分かりますね〜 続いて、子どもたちに協力してもらい、星と星との距離を現していきます。 水金地火木・・・と、ロープの印にそれぞれ立ってみると、 あれれれれ?木星あたりからどんどん距離が離れていくよ!
部屋いっぱいを使ってそれぞれの星の距離をみんなで体感してみました!
最後は、部屋を真っ暗にして、宇宙にワーーープです! 今日の地球から、どんどん宇宙に飛び出して、 地球の周りにいる星や、星が回転する速度、天の川やブラックホールの正体も見にいきました! 「外側の星より内側の星の方が回るスピードが早い!」子ども達の発見もたくさん!
宇宙に飛び出た子ども達は、無事に地球に戻ってきて、プログラムは終了となりました。 みんな「楽しかったー!!」と嬉しそう! 私たちはこの広〜い宇宙空間の中で生きていて、その中での人と人の出会いは、 すごい確率の奇跡で、久慈の皆さんとの出会いも、大切な時間だなと改めて感じました。
プログラム後のほうかご勉強会でも、各地域の学童さんや放課後子ども教室の方々が集まり、 "周りの人とみんなで一緒に協力することの大切さ"を一緒に考えさせていただきました。
久慈の皆さん、高梨先生、本当にありがとうございました!