今回は、兵庫県神戸市の箕谷児童館にお邪魔し、竹中大工道具館の北村先生による「木のぬくもり」プログラムを届けてきました!
参加してくれた子どもたちは総勢42名!「こんにちは!」のとても元気いっぱいなご挨拶から始まりました。
まず最初は「木の年輪」の話から。
木を横に切った状態と、
木を縦に切った状態で説明をします。
木にも年齢があるんだよ、その年輪を数えることで年齢を知ることができるという話を聞いて、後から何人もの子どもたちが年輪を数えにきていました!65歳かなー、と答える子どもたち。
次に、木にもいろんな種類があるんだよと、木の切り株を見せてもらいました。
スギ、カシ、クリ、クスノキ。今回は4種類の木の香りを、実際にカンナの削りかすで
手に取って匂ってみると、、、!
「くさーい!」という声があちこちで聞こえてきました。そう、クスノキは、防虫剤や医薬品などで使われていて、匂いがとても強いんです。
次に、大工道具である、隅つぼ、のこぎり、かんなについて先生から説明をしていただきます。
待ちに待った体験の時間です!こちらはかんな削り。
左足を大きく前に、右足を大きく後ろに!両手でしっかり握って、かんなで削ります。表情は真剣そのもの。
のこぎり体験!こちらも表情が真剣ですね。
左足を大きく出して、しっかり握って、ギコギコ。良い音が聞こえてきましたよ~。
引くときに力を入れて、をちゃんと実践してました!
そして隅つぼ体験!材木に直線を引くときに使うものです。
まずは、引きたい場所に隅つぼをもっていき、
糸をつまんで、
手を離して、パチン!ちゃんと線が引けたかな?!
最後に先生からは、木を切って植える循環が大切で、日本は昔からその循環を実践してきたということ、今は海外からの輸入材木が増えているので日本の木は余っていることなど、環境問題についても少しお話しいただきました。
最後までみんなちゃんと先生の話を聞いて、よく頑張りました!
竹中大工道具館の皆さま、箕谷児童館さま、そして参加してくれたみんな、本当にありがとうございました!!