毎回、3~4団体にご参加いただき【普段行っている体験活動】をテーマに意見交換、相談を行っている「ほうかご勉強会」
今回紹介するのは、
子どもたちへのプログラムに、ボイスパーカッションを選んで参加してくださった宮城県亘理郡亘理町の皆さま。「オンラインで繋がることができて、子どもたちにとってもとても良い経験になりました!」と笑顔でお話してくれました。
オンラインの良さは、勉強会でも発揮されます‼
「町内での意見交換はあっても、他県の人とは話す機会がないので楽しみにしています!」と意気込んでいらっしゃいました。
地域によって、活動の選択肢・幅が全く異なることに毎回気づかされるこの勉強会。
亘理町では、2年前から地域おこしに力を入れているそうで、アーティストやプロサーファー、スケーターなど全国から様々な職業の方が移住してきているとのこと。そんな地域の特性を活かして、子どもたちにたくさんの体験活動を提供していることを教えてくれました。
スケートボード教室、パティシエ体験など、プロの技を子どもたちに体験機会として提供しているそうです。体験後、「家に帰って練習した!」「スケボー始めたよ!」と、子どもたちが笑顔で話してくれることも多いそうで、その瞬間を見ることができるのが嬉しいとおっしゃっていました。
近くにプロの方が住んでいて、身近で体験教室に参加できる環境があるなんて羨ましいですよね。参加していた他の地域の皆さまもビックリでした!
他にも七夕のお祝いで使う竹をお寺の本堂まで取りに行ったり、児童100人分のおやつを自分たちで買い出しに行ってみたり。自主性に溢れた体験活動が盛りだくさんでした。
3年生は毎年夏祭りを企画し、景品も自作しているとのことでした。
児童だけではスタッフの助けが必要な場面があったり、子どもたちだけでお金の計算をして思いがけない事態に直面することもあったりするようですが、子どもたちは積極的に企画・運営に取り組んでいるそうです。
「本物に触れる機会を大切にしている。」と、日々の活動の思いも教えていただきました。まずは子どもたちからやりたいことを聞き、なるべく子どもたちの期待に沿う形で体験活動を提供しているとのことでした。
子どもたちへの、温かく一貫した想いと取り組みを聞き、子どもたちも目の前の課題に真っ直ぐに取り組んでいる様子がとても伝わってきました。
これからも、様々なプロの技に触れ、成長をしていってくれると嬉しいですね。
次回のレポートもお楽しみに!