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大事な命、大事な心臓/「心臓外科医のシゴト」@青森

訪問 プログラム いのち

800年の歴史を持つ「大鰐温泉」で有名な青森県大鰐町へ、プログラムのお届けです!
一番はじめに会場に来てくれた子は「お母さんが心臓弱いから今日プログラムに来た!」と話してくれたり、「お医者さんになりたい!」と話してくれる子も。
都内で心臓外科医をしている尾頭先生と奈良原先生と、小学1年生~6年生のみんなと一緒に、楽しいプログラムのスタートです!
「心臓ってどこにあるか知ってる?」「病院って何科があるか知ってる?」という質問に、子どもたちはたくさん答えます。

 

 

心臓のことを教えてもらった後は、実際に聴診器を使って隣のお友達の心臓の音を聞いてみます。「○○君の方が早い!」と自分の音と比べてみたり、手首を触って脈と同じかを確かめる子も。

 

 

 

続いて、心臓外科医のお仕事について教えてもらいます。

実際の手術室の映像を見ながら、10人くらいのチームでお医者さんや技師さんなど、それぞれの役割があることを学びます。先生がこれまで中で一番長かった手術は28時間で、休みなく続けるということを聞いて、みんな驚きの様子です。

次はガウンを着て、いよいよ手術体験の時間です。みんな上手に着られるかな?

 

 

 

ガウンを着たら、糸を結ぶ体験へ!

みんな先生に注目!よく見て上手に結べるようにしましょう。
まずは練習用の太い糸から。糸が切れたら患者さんが大変なことになってしまうかもしれません。丁寧に、丁寧に結んでいきます。先生方も大きな失敗をしないように、たくさん練習をするようです。

 

 

 

紐を結ぶ体験を終えたら、次は本物の針と糸を触ってみます。
先ほどの練習用とは違い、とっても小さくて写真にも写りません!みんな見えるかな?

 

 

体験が終わるといよいよプログラムも終盤です。
お医者さんになるにはどんなことを勉強して、どんなことを頑張ればよいのかを教えてもらいます。
質問コーナーでは「手術中にトイレに行きたいときはどうするの?」「なんでお医者さんになりたかったの?」「もし手術に失敗したらどうなるの?」とたくさんの質問が!

 

 

最後は、先生から「命は壊れやすいから大切にすること」「好きなこと、好きなものは必ず見つかるので、ゆっくりと見つけてほしい」とメッセージをいただき、プログラムは終了です。

地域医療が希薄になる現代社会で、「地元からお医者さんになりたい子が出てくることは非常に重要だ」と先生方はお話されていました。少しでも、子どもたちの将来に繋がる時間になれば嬉しいです。

事前準備や当日の運営サポートなどご協力いただいたスタッフの皆さま、尾頭厚先生、奈良原裕先生、ありがとうございました!

 

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