12月でもまだ暖かい知多半島の町・東浦町にやって来ました。
体育館に集まった48人の子どもたちは、終業式の直後とあって冬休みが嬉しい様子。テンションが上がりっぱなし!な元気な子どもたちと、プロのアスリートにも指導経験のある濵道健先生によるプログラムがスタートです。
冒頭は準備体操。
でも、いつもの体操と違います。「ももあげ」と言って太ももを高く上げたり、両手を横に伸ばしてTの字にしたり、足を閉じたり開いたり…先生の動きをマネしようと必死な子どもたちには笑顔も見られ、楽しんでいます。
身体が温まってきたところで、いよいよ速く走るコツを丁寧に教えてもらいます。
「一番大事なのは姿勢です。今までで1番良い姿勢をしてみて。」と先生。
「どう?ずっと良い姿勢でいるのって疲れるでしょ?自然にできるようになるといいよね。」
なんだかみんな、体がこわばっている様子…?!先生は「焼き鳥になるんだよ!」と声をかけ、子どもたちは串が体を縦に通っているイメージをしながら良い姿勢で立ち、さらにそのまま歩いてみます。
「ちょっとロボットみたいだな…」と言いながら、がんばって良い姿勢を保つ子どもたち。
姿勢よく歩いた次は、走る時の大事なコツを教えてもらいます。
「足が速くなるためには、足を“速く”そして“大きく”動かす。この2つを両方できれば速く走れるよ。」
ケンケンや、その場でジャンプ、大股で飛ぶように歩く等、“速く&大きく”動かす動作にチャレンジ。
さらに「地面についた瞬間、ぐっと踏みしめて!」と先生からのアドバイスが続きます。
最後のコツは、スタート時の「よーい」の構えです。構える時の足の位置や体重のかけ方がポイント!
「後ろの足はひざを曲げて、前の足に体重の90%かけて、後ろの足をかかとを付けずに浮かす!」とコツを細かく教わります。
さぁ、今まで教わったコツを意識しながら、ラストの1本に気持ちを込めて全力で走ります。
「今日伝えたことの中から、どれか1つだけ意識しながら走ってみて!」と言われ、子どもたちはどこを意識するかを考えて、スタート!
先生も子どもたちと一緒に走り出します。「すごーーーーーーーっ!!!」「はやっ!」と全然追いつけない子どもたち。
あっという間の1時間。
先生が子どもたちに「今日速くなったと思う子?」と質問すると、ほぼ全員が元気よく手を挙げ、とても満足そうです。
最後に、「今日はできなかったとしても、思い出して繰り返しやってみてね。勉強でも何でもそうだと思うけど、小学生がいきなり高校生になれないのと同じで、急に何秒も縮まりません。小さな積み重ねで段々速くなっていくからね。少しずつ続けていくことが大切です。」と温かいメッセージをもらいました。
プログラム終了後には、子どもたちからこんな感想が。
野球をしているという子は、
「初めて走り方を教える先生に学べて、速くなれそうと思った。スタートが大事だとわかりました。今50mが9.3秒だから9.0ぐらいになりたい」
サッカーでフォワードのポジションの子は、
「楽しかった!スタートや姿勢が良いと速くなるとわかった。今日は憧れのサッカー選手になりきって走った。まだまだ足りないけど、今日習ったことを繰り返せば、もっと憧れの選手に近づけると思う」と、今後頑張っていきたいことを宣言してくれました。
現地スタッフさんも、「子どもたちがこんなに真剣に話を聞く姿を初めて見ました!」と、とても嬉しそう。
プログラム終了後も子どもたちが濵道先生を取り囲み、たくさん質問をしている姿も見られました。今回のプログラムをきっかけに、継続することの大切さを、走ることだけでなく他のことにも活かしてくれることを願っています。
事前準備や当日の運営サポートなどご協力いただいたスタッフの皆さま、濵道先生、ありがとうございました!








