鳥取県鳥取市に、オンラインプログラム「ごみってなんだろう?」をお届けしました。
講師は、お笑い芸人としても活躍しながら、ごみ問題の啓発活動を続ける滝沢秀一さん。
ごみにまつわる課題や豆知識を、子どもたちにもわかりやすく、そして楽しく伝えてくれました!
最初は、滝沢先生の自己紹介からスタート。
ごみ収集車(パッカー車)の仕組みや、ごみが回収されないとどうなるかなど、身近な話題から「ごみの臭いの正体は?」「絞ること、分別することの大切さ」などへと話が広がっていきました。
その後、子ども達はごみ分別ワークに挑戦!
難しいワークにも子どもたちはグループで協力しながら楽しく取り組みながら、「貝殻って何ごみ?」「家の人がゴミ絞ってるの見たよ!」など、日常の気づきがたくさん飛び出しました。
食品ロスや最終処分場の話では、「年間2兆円の処理費用」など、スケールの大きな話に驚きの声があがります。難しいテーマですが、滝沢先生の明るい語り口に、子どもたちは「自分にできること」を考え始めている様子です。
子ども達からは、「ごみのことを知れてよかった」「みんなと話せて楽しかった!」といった声が聞かれました。仲間と一緒に考えることで前向きな気持ちになれたようです。
最後に滝沢先生から、「ごみとは人間のこころなのかもしれない」というメッセージがありました。「ごみとして生まれてきたものなんてない。人間がごみだと思った瞬間、ごみになる」と話しながら、自分たちが住んでいる地域を守る大切さを教えてくれました。
ごみの話は、ちょっと難しい。でも、今日のプログラムを通して「自分にもできることがある」と感じた子どもたちがたくさんいました。これからも、自分たちを取り囲む様々なものを大切にする気持ちを育んでいってほしいです。
事前準備や当日の運営サポートなどご協力いただいたスタッフの皆さま、滝沢先生、ありがとうございました!





