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宇宙旅行に出発!/「宇宙の未来」@群馬

訪問 未来

群馬県館林市。この地にゆかりのある日本人女性初の宇宙飛行士をご存知でしょうか。


1994年、スペースシャトル「コロンビア号」にアジア人初の女性宇宙飛行士として搭乗された向井千秋さんの出身地である館林にて、宇宙のプログラムをお届けしました。

 

講師の先生は、天文学普及プロジェクト「天プラ」の代表であり、大学教授でもある高梨先生。

 

窓に暗幕を付けていつもと違うお部屋の雰囲気にみんなドキドキ…

今日はみんなで宇宙旅行へ出発です!

 

初めに先生からの、「星や月を観察したことがある人?」「プラネタリウムに行ったことがある人?」という問いかけに対して、ほとんどの子が手を挙げるほど関心が高く興味津々な様子。

 

続けて「宇宙について知っている事を教えて。」と質問が。

「えっ!わからないー!?」と戸惑う子どもたちに、「じゃあこれならわかるよ、空にピカピカ光ってるものは?」と先生。「わかった!星でしょう!」と子どもたち。

他にも太陽や月、天の川なんかもあるね。

 

今度は端から一人ずつ答えていきます!自分の番が近づくにつれ、みんなドキドキ!

先生の「なんでも大丈夫。」の言葉に背中を押してもらい、子どもたちは一生懸命頭をひねります。「うーん、土星!」「じゃあ流れ星!」「子ぐま座!」「隕石!」コツをつかんだ子どもたちはだんだんヒートアップ!「デネブ!」「アルタイル!」「系外惑星!!」あっという間にホワイトボードがいっぱいになりました。

 

先生にも「難しいのを知っているね!」と褒められ、子どもたちも誇らしげな様子。

学校で習わない事も沢山出て会場にいた大人も驚きました!

 

宇宙に関するワードを並べたら、いよいよ宇宙旅行に出発です!

みんなが言っていた星座や惑星は見られるでしょうか??

「それでは電気を消してください!」掛け声とともに部屋が真っ暗になると、壁一面に星空が浮かび上がり、子どもたちから「わぁーー!!きれい!」「まぶしい!」と歓声が上がります。

今回映し出される映像は、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発された「Mitaka」というデジタルソフト。実際の地球から宇宙の様子を見ることができます。

 

「まずはここ、私たちの住む地球です。地球というのは太陽系のひとつで、太陽の周りをぐるぐる回っている惑星なんだ。」真っ暗な部屋に浮かび上がる地球は、真っ青でとっても綺麗。子どもたちもキラキラした視線を送っていました。

 

「それじゃあ地球の近くの星を見ていくよ。」まずは地球の側を回って、星座を見つけていきます。

「あ!アルタイル!」「デネブ!ベガ!」映し出された天体と名前に瞬時に反応する子どもたち!(笑)みんなが挙げた天体の名前、見つけたかな?

 

地球、月、火星、木星…と太陽系を回ったら、今度はもっと遠くへ出発!という先生の案内に、「この時を待っていた!」という声が!

 

無数にきらめく銀河を見たり、実際にあった隕石の動画を見たりと、宇宙には不思議がいっぱい。

「そろそろ宇宙の果てに来ました。」と先生が見せてくれたのは、みんなお待ちかね(?)のブラックホール!ブラックホールの周りは重力が重すぎて、周りがぐにゃぐにゃと歪んでいました。その不思議な様子に子どもたちも息をのんで見つめていました。

 

無事、地球に戻ると最後に質問タイムです。「ホワイトホールってあるんですか!?」「宇宙には星はいくつあるの??」と沢山の質問が飛び交います。

 

今日集まってくれた子どもたちの中に何人か、宇宙のことにとても詳しい子がいて、先生もびっくりな質問が飛んできたり、休憩時間にも熱心に質問する子がいたりと、本物の宇宙の専門家との出会いを時間いっぱい楽しんでくれている様子を見ることができました。

 

最後は記念撮影をしてご挨拶。事前準備や当日の運営サポートなどご協力いただいた学童スタッフの皆さま、高梨先生、ありがとうございました!

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