スミセイアフタースクールプロジェクトは「放課後児童クラブ(学童保育)」、
「放課後子ども教室」など、全国の小学生の放課後を応援しています。

後援

活動ブログReport

コツをつかんでいく楽しさを実感/「足が速くなる方法」@鹿児島

オンライン 健康

だんだんとクリスマスの足音が聞こえてくる12月、鹿児島は中種子町の子どもたちに、オンラインで「足が速くなる方法」のプログラムをお届けしました。オンラインを超えて、東京のスタジオと鹿児島のみんなが温かく繋がったプログラムとなりました。

 

今日の先生は、0.01SPRINT PROJECT鷲野哲平先生。先生の登場の前に、一流のプロスポーツ選手にも走り方を教えているという先生が、頭にカメラを付けて50m走を走る映像が紹介されます。学生時代は5秒台で走っていたという先生の視界は、体験したことのないスピード感。そこに先生が登場、「必ず足が速くなるコツを伝えます」の言葉に期待感が高まります。

 

足が速くなるのに必要なことは2つ。「ピッチとストライド」。ピッチは1秒間に足が回転する数、ストライドは1歩の距離。この掛け算がスピード。両方をバランスよく伸ばすためのレッスンが進められます。

そのためにまず大切なのが「走るときの姿勢」。真っ直ぐな姿勢が大切になります。では、なぜ「真っ直ぐな姿勢」が大切なのか。先生は子どもたちに、良い姿勢、悪い姿勢で足を上げて思いっきり地面を踏んでみるように言います。すると、良い姿勢の方が、足に力が入ることを体感します。「力が入ることが大事だから、真っ直ぐな姿勢が大事なんだ」という言葉に納得の子どもたち。

 

続いてはピッチ。1秒間に4.5回転するボルト選手に挑戦する「グーパージャンプ」にチャレンジします。必死に挑戦する子どもたち、10秒間に40回近く出来る子も。けれどこのピッチはトップ選手も普通の人もそんなに変わらない。だからみんなもボルトに近づけることが出来る。そのためのコツは、かかとは踏まない・つま先を意識、目線は変えないこと。コツを意識してさらに「グーパージャンプ」に取り組みます。「さっきより出来た子?」多くの手が挙がります。

 

続いてはストライド。先生は子どもたちに「なわとびジャンプ」「ひざを大きくしゃがんでジャンプ」2つのジャンプをするように伝えます。この2つのジャンプの違いは、「なわとびジャンプ」の方が長く続けられること。足が速くなるにはこのからだのバネを使ったジャンプの練習が大切です。

バネ?とピンとこない子どもたちに「バネを消してみたいと思います、つま先を上げてかかとで立ってみて」。すると全然思うようにジャンプが出来ません。あまりに不思議なジャンプに思わずみんな笑い声。でも、かかとがつかないジャンプが大切であることが実感できました。コツをやる毎に上達を実感する子どもたちは、どんどんプログラムに集中していきます。

 

最後は「スタートダッシュのかまえ方」。先生が画面越しに1人ずつスタートダッシュのフォームをチェックします。「前足に体重をかける」「手と足は逆にする」「お腹と太ももの距離を近づける」、先生に教わったコツを意識して、真剣にかまえを披露していきます。

 

最後は先生に質問のコーナー。「子どもの時の将来の夢は何ですか?」「マラソンのコツは?」子どもだけじゃなく、大人からも質問が投げかけられ、中種子町と東京のスタジオがひとつになったような温かい笑顔であふれました。

 

たくさんのご準備を下さった中種子町の皆さま、そして参加してくれた子どもたち、オンラインでもみんなの笑顔がたくさん見られる楽しい時間を、本当にありがとうございました。

応募はこちら

スミセイアフタースクールプロジェクトでは年間50ヶ所、全国どこへでも無料で
プログラムをお届けします!お気軽にご応募ください!

放課後現場で活用いただだける「こどもまんなかの放課後のあり方」をテーマにした、
支援員の方のための小冊子をご応募いただいた団体様にもれなくプレゼント!

 
次回募集は来年度