スミセイアフタースクールプロジェクトは「放課後児童クラブ(学童保育)」、
「放課後子ども教室」など、全国の小学生の放課後を応援しています。

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活動ブログReport

体験活動は重要…しかし、自分たちで「何をしよう?」と主体的に遊びを進化させていく環 境づくりも大事!

勉強会 オンライン

勉強会に施設長自らご参加くださり、
温かいお言葉をかけてくれた高田のぞみ学童クラブの皆さま。

 

普段から、講師を招き【読み聞かせ/リサイクル工作/けん玉/歴史の勉強】など、多岐にわたる体験活動を実施しています。
様々な体験活動を実施すると同時に、大切にしている価値観として「子どもたちが主体的に遊びを進化させていく環境を作ること」を挙げていたことがとても印象的でしたので紹介します。

『親御さんから子どもたちを預かっている立場上、様々な体験活動を実施したり外遊びに 行ったり、家庭ではできないような経験をさせることはとても重要。しかしそれだけでは一 過性の体験に終わってしまう』と語ります。

 

大人からの支援がなくても自分たちで「何をしよう?」と考える力を養うことが大切。その ために日々の何気ない遊びの中から学びを得る環境づくりを大事にしている…とお話して くださいました。

 

紹介していただいた日々の遊びの中から、子どもたちは工夫をしてとことんのめりこむ… そしてそれをスタッフは見守るだけ…と仰っていて、その考え方や姿勢がとても素敵でし た。

 

◆地域の方々からもらってきた段ボールを使って段ボールハウスを制作
空き箱を使って事務所(秘密基地のようなもの)作り。大人の仕事に憧れている子どもたち はパソコンやプリンター、携帯電話などを制作しているそうです。

 

ただの廃材、使わなくなったダンボールで子どもたちが思い思いのものを作る。そこには、 子どもたちのアイディアが満載で、工夫があると言います。何時間も何日もかけてつくる自 分の作品や友達と協力して作る作品には愛着が生まれ、とても大切にしているそうです。

 

◆お手製の卓球ネット
普段使っているテーブルを卓球台として使えるよう、スタッフの工夫が詰まったお手製ネ ット

ないものは作ればいい!卓球台を気軽に買うことはできないけど、工夫次第でなんでもで きる!と仰っていたのが印象的です。

 

子どもたちが普段使っているテーブルを卓球台に変身させる。スタッフがアイディアを出 し工夫をすることで、その精神が子どもたちにも受け継がれることでしょう。

 

子どもたちがやりたい!と思ったことを、やりたい時にできるような工夫、環境の整備が徹 底されています。

 

また、大人が準備・提供する体験活動の中ではなかなか喧嘩は起きないようですが、普段の 子ども同士の遊びでは、喧嘩をすることも少なくないそうです。しかし、『喧嘩も経験!』 と語ります。それも学びのチャンス!子どもたち同士で話し合って問題解決したり、みんな が楽しめる遊び方を考え直したり…物事に柔軟に向き合う姿勢を身につけ、学んでいくこ とが大切だというお話を聞き、参加者一同納得の様子。

 

 

終盤は、「子どもたちを想うが故に“ネタ切れになる”、“次から何をやろう”と考えてしまう のはもったいない」との話題になりました。体験活動を活発に行うことはもちろん大切だが、 大人側のストックがなくなってしまったからといって焦る必要はない。日々子どもたち自 らが編み出した遊びを応援し、見守る。子どもたちの探究心や疑問に寄り添う姿勢も大切に していけたらいいですね…と皆で話しました。

 

とても素敵な 90 分。私たちスタッフ側の思いや姿勢が大事だと改めて気づかされました。

次回のレポートもお楽しみに!

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