3月25日、石川県小松市の月津小学校内にある「月津児童クラブ」にお邪魔し、「レベルアップ!全身元気なわとび」プログラムをお届けしました!講師は、ギネス記録も持っている生山ヒジキ先生です。
学校周辺までの道はとても自然が多く、見渡せば雪の残る「白山」が見えたり、たくさんの木々があったりと、歩いていてとても気持ちの良い道が続きます。
体育館に現れた子供たちは、縄跳びをしっかり持ってやる気満々!
普段出会うことのない偉大な先生の登場を待っている子供たちの表情には、心なしか緊張が見られました。
そして、近隣の児童クラブのスタッフの方々や学校の先生方など、気づいたら10人以上の大人が集まっており、プログラム開始を一緒になって見守ります。
いよいよ先生のご登場!
さっそく先生の技が始まり、次々にハイスピードで縄を回す姿に子供たちは釘付けです。
跳ぶ前の先生のポーズにみんなで大笑い!
見たい技を聞かれると「二重跳び!」と元気な声が上がりましたが、「本当に二重跳びでいいの?」と生山先生が返した後、披露したのは、なんと・・・五重跳び!
技が決まると、子どもたちからも大歓声です。
自分たちの想像をはるかに超える大技に、引き込まれるかのように見入っていました。
先生の様々な跳び方を鑑賞した後は、いよいよ自分たちの番です!
先生のかっこいい技を見た後で、皆気合十分でした。
最初は基本的な技から始まり、どんどんレベルアップしていきます。 先生から、それぞれの技ごとにポイントを教わり、皆一生懸命練習していました。
そして、最後には「みんな思った以上にずっと上手に出来るから、二重跳びにも挑戦しよう!」と先生がおっしゃり、二重跳びにも挑戦!
なかなか跳べずに苦戦する姿も・・・。
しかし、「ジャンプで高く跳びながらひざをたたく」という練習方法を教わると、勢いよく何度も跳ね、練習を繰り返します。
その後二重跳びに挑戦すると・・・
「できた!」と声が上がり、大興奮でした。 中にはこの日初めて成功した子も。
普段なかなか出会うことのないプロのなわとび選手との出会いに対する感動、身体を動かす楽しさ、そして少しずつ縄跳びができるようになった喜びを感じることができ、今後もっと頑張って練習したい!と目標を持つきっかけになったように思いました。
そして午後は児童クラブに関わるスタッフさんに向けての勉強会。
月津児童クラブだけでなく、近隣の4つの児童クラブからも、それぞれ代表者の方が来て下さいました。
この地域は、もともと児童クラブの横のつながりが強く、お互いのクラブを認め合い、応援しあっているそうです。 運営主体も異なる中、定期的に集まる機会を設けているとのことで、「皆で集まって、お互いの悩みを共有できる日があるから頑張れる」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
「近隣の中高の子どもたちなら呼べるかもしれない」「企業も地域の一つ。巻き込んでいきたい」と、ひとを巻き込むためにどうしていきたいか、様々な意見が挙がります。 児童クラブ同士の横のつながりや地域への意識の強さを会話の節々に感じ、とても温かい地域であることを強く感じました。
そして、ふと校庭を見ると、レジャーシートを持ってピクニックをする女の子たちの姿が。
月津小学校の高学年の女の子たちがお菓子を持ち寄って、みんなでおしゃべりをしていました。 こちらの学校では、校庭でピクニックをするのも自由だそうです。気持ちの良い空の下で、ガールズトークに花が咲いていました。
今回月津町にお邪魔し、月津児童クラブの皆さんはもちろん、月津小学校の先生方、近隣の児童クラブの皆さん等、様々な素敵な方が集まってくださり、にぎやかな中、プログラムを実施することが出来ました。
生山先生、小松市月津町の児童クラブ関係者の皆様、そして参加してくれた子どもたち、本当にありがとうございました!